09月下旬



09 月 21 日 (木)

晴。夜間の温度が大分低い所為か、それとも場所に飽きたのか、 野性猫の母子は居なくなって しまった。一匹雄の方も雲隠れ。つまらん。朝の憩のひとときだったのに。

某所より電波が来たのでメールサーバに接続。某妄想の製品版を確かに拝受いたし ました。それと遅ればせながら7000ヒットおめでとうございます。>某氏。 早速解凍してFATパーティションにコピーしてからゲイツ窓を起動。 お、体裁がちょっと変化してる。目次が縦書きになってますます書籍風。 いつもながら特徴を捉えつつ、独自の色も合わせ持っているイラストに 感心することしきり。脇役に愛を注ぐ同志が此にも在りという事だろうか。 おまけで頂いた文芸誌も五目ごった煮で面白い。こういう系統の同人誌というのも 在るとは。廃和辞典が面白くも実用的でイイ感じ。エスカフローネ論はいちいち 納得させられる内容だった。自分では上手くまとまらない、あの作品(TVの方)に 対する"単なるファンタジィとは違った手触り"はこういう事だったのかと唸るばかり。 この感触を確かめる為にも劇場版はDVDが出たら見てみよう。

先日も触れた通りソニーの横バイオ(C1の事を仲間内ではこう呼んでいる)の新型は ちょっと期待外れだった。やはりCPUだけでは買う理由としては弱いよなぁ。 しかし、火が着いてしまった新機種導入物欲は燻り続けている。 そんな中で気になり度急上昇なのがThinkPad iシリーズ 1620という奴。 ThinkPad 235愛用の私としては、iシリーズ以降のThinkPadはデザインが そこはかとなく好きでは無いのだが、コレはあんまり気にならない。 私の以前の僕であるDEC Digital HiNote Ultraと寸法やコンセプトが近い所が特に 気に入った。 DECのノートを越える物に出合う事は金輪際無理と諦めてはいるが、 このThinkPadの新型なら多少は近い満足度が得られるかも知れない。 まぁ、そう思ってウダウダとスペックを見ているのが一番金もかからず楽しいのだが。



09 月 22 日 (金)

曇り。2〜3日前から左手首に鈍痛。前もあったなぁと思いつつ、負担軽減の為に 腕時計を軽い奴に代える。これをはめるとマシンの前で 「えんた〜」とか言いたくなってしまう。表示パネルが大きいのでコムコンに 何となく似ているのだった。

私が今の勤務先へ移った経緯はちょっとだけ複雑なのだが、とりあえず此で 働きだして最初に迎えた新入社員の世代は何となく親近感があり、個人的に同期社員と 思っている。その心の同期の一人が今日付けで退社した。色々と無理を聞いてくれる 頼りになる人物であっただけでなく、ムードメイカーでもあったので影響大。 だが、気持ちは判る。あれじゃぁなぁ。それに此は社員の出入りが激しい方だと 思われるので随分と長持ちしたとも言える。何せ5年勤めると「永いなぁ」という 職場なのだ。お疲れ様、Y君。という訳で夜は送別会。1次会からの面子の 殆どが1.5次会〜2次会まで参加するという空前の盛り上がり。しこたま飲んで 帰宅後にはビデオを見る気力も無し。辛うじてシャワーだけは浴びて 寝てしまうのだった。



09 月 23 日 (土)

雨。午前中は降ってなかった様だ。雨音が聞こえると寝心地が最高である。しかし、 昨日帰りが遅かった為色々やることがある。渋々早起き(午後2時)する。 いつもの様にベランダで蘭に水やり。もうすっかり時季を過ぎていて無いと思っていた 朝顔の蕾を見付ける。大分遅れて芽を出した株のもので、育ちが悪いので花は咲かない だろうと思っていたので見落としてしまっていたのだが、昨日も咲いていた様だ。 涼しくなり始めてから見る朝顔は不思議な感じ。

某妄想の続きが金曜日に投稿されていたので、担当分を珍しく週末に書く形になる のであるが、いざノート君に向かってみるとサッパリ書けない。妄想は会社のマシンで 無いと書けない身体になってしまったのだろうか。何だかんだと言っても勤務先のマシンが一番触っている時間が長いので、キーボードの手への馴染み具合からして違う。 妄想の様に乗って来たら一気に書いてしまう様な文章の場合は打ちやすいキーボードと 言うのは絶対に外せない条件だと思われる。実のところ235を買い替えようかと 思ったのも、B5サイズのキーボードは流石に小さすぎて2年使っているが余り馴染んだ という気がしない事が大きな要因となっている。以前のDECのノートはB5"ファイル" サイズであったが、これは打ちにくいという事は無かったので、B5ファイルサイズが 私にとっては使いやすさを犠牲にしない最小のサイズという事らしい。

成程、X20ですか。スペック上の違いはペン助3モデルが有る事、ドダイが別売りである 事と、100Base-TXインターフェースが標準装備になっている事以外は概ね同じなので、 LANがある環境と無い環境を彷徨う場合はこちらの方が良い選択かも。しかし、X20って アメリカ空軍の極秘戦闘機みたいな名前。

「サクラ大戦」、詰め込み過ぎにならずにコンパクトに終わったという感じ。2クール 作品のラストにしては淡泊な気もするが、ゲームまでも含めた作品世界からすると ある部分が終わったに過ぎないのでこんな物かも。 「ZOIDS」、どうも女運が悪いな、アーバインは。ゲストのお姉さんは、な〜んか 能面みたいな顔だった。今回もゾイドは色が変わるだけで格好良さが全然違う事を 再確認。真紅の翼竜は絶品だねぇ。本作、敵メカの方が総じてカラーリングが 良い気がする。 「マシュランボー」、こっちは引っ張ったラストの代表格かな。ヤクモとマシュラの 最後の会話は静かな感じが非常に良かった。が、銀河まで乱れているのでは太陽の 破片ひとつ吹き飛ばしても危機は去っていないんじゃぁ?とか思ってしまう。 まぁ、ヤクモが全部何とかしたと思っておこう。 「ハンターx2」、ヒソカの試合会場から始まる前に去って行った女の子はゴン達が 最初に200階に来た時の案内のお姉さんと似てるんだけど、偶然だろうな。 主人公の対戦の結果を翌週(つまり今回)に延ばして、さらに回想型式で語る手法は 「幽遊白書」のラスト以来、富樫作品アニメの伝統芸能だね。 師範代は結局の所、逸材を見付けて一番喜んでいるんじゃなかろうか。



09 月 24 日 (日)

曇り。やけに粘るオヤジが玄関先で「御免下さい」と連呼していると思ったら 国勢調査の調査員だった。用紙を受け取ってざっと眺めるが、住民票等から得られる 情報でほとんど埋められる様な項目ばかりである。勝手に情報を流用されるのは 迷惑ではあるが、別に秘密にしている訳でもない事柄をわざわざ書くってのも 何ぁんか面倒臭いんだよなぁ。と思いつつさっさと記入しておく。提出は郵送に すればいいのにまた来るんだとさ。それが一番面倒臭い。

某妄想中にて言及のある料理は一部表現上のアレンジはあっても基本的には 私のレパートリーに含まれているのだが、今回レパートリー外の料理について 触れるという構想を練ってしまった為、それに挑戦する事に。構想の方を 変えれば良かったか。まぁ、思ったより簡単だったから良としよう。 味は上出来。しかし、こんなに大きくなるとはねぇ。意外だ。 その後、深夜1時頃まで妄想書き(進捗8割)。 更にDVDを見たり火星で傭兵活動したりして夜明け頃に就寝。

私信・25日は都合により休暇を取っているので妄想の投稿は火曜になります。



09 月 25 日 (月)

晴。東京ガスからガス設備の検査に来るというのでわざわざ休暇をとって待ち受ける。 "午後"という曖昧な時間が設定されている為に何時来るのか判らないのが困る。 交渉して時間を絞り込むべきだったと今更ながらに後悔するなり。早く来てもらった 方が有り難いがと思っていたら2時半に来た。外にあるメーターから始めて風呂釜、 キッチンのガス台、そして湯沸器。湯沸器だけ不完全燃焼の徴候有りで使わない方が 良いというB評価が出る。 自分でも危ない湯沸器だとは判っているのだ。なにせ、使っている 最中に突如火が消えたりするのだから。これは安全装置なのだと思っていたのだが、 今日来た技術者の話では、この湯沸器には安全装置は付いていないそうだ。つまり 不完全燃焼で消えていたって事だねぇ。ナイス。 最後に承認のサインを欲しいと言う。湯沸器のB評価に対して 何か事故が起こったときに東京ガスとしては事前に指摘しているという事の証明が 欲しいという意味か?と尋ねると、そうであるという返答。非常に正直で好感を持つ。 断わる理由もない、早速サインをと思うと差し出されたのは彼が先程から色々と 測定値やらを入力している端末である。どうやらゲイツ窓CEが動いている様子。 手書き文字を画像としてそのまま保存する事で それがサイン扱いだそうな。ほほぅと思いながらササッと名前の一文字目を書いたら 処理が追い付かなかったらしく何やら点線の集合になってしまった。二文字目からは ゆっくり書いたところ綺麗に軌跡が残る。苗字を書き終えたまででもう良いと言う。 私の苗字に見えないんだけれど本当に良いのか、それで。 最後のシメで葉書を書いて投函してくれとの事でアンケートの様な内容の葉書を 受け取って終り。およそ20分程であった。

「モンコレ」、六奈ちゃん家の前を通ったカップルはキラメキマン1&2号の将来の 姿だろうか。六門世界の妖精系の種族は割と普通の格好の皆さんが多く、またサイズも ほとんどが普通の等身なのだが、珍しく小さいサイズの妖精さん達登場。 おまけに布の面積も皆さん小さいのがグッド。 特に紫の服の妖精さんはムネが横からはみ出してますなぁ。 やっぱり本作は大きいお友達向きに最適化されている様だ。

週末(じゃないけれど)昔のアニメ見直し劇場。今週からのお題は 「無責任艦長タイラー」。一昔前はこんなのTVで流れていたのね…というのは ちょっと前のアニメを見直すと何時も感じる事だが、これも同様。全体的に 絵が綺麗だし、8話までの範囲でも目立ったヘタレは無いし。リアルタイムで 見ていた時とは少々印象が違うけれどLDを揃えておいたのは間違いでは無かった。 またこんな不真面目なスペオペをTVで見たいなぁ。



09 月 26 日 (火)

曇り。通勤時に車窓から見える風景に赤いものが目立ってきている。彼岸花である。 例年は実際の彼岸と彼岸花の開花時期はずれていた気がするが、勘違いだったか。

fj.rec.animationの25日の記事が少ないのは私の所為という嫌疑について 反論しようかと思ったが、今日の投稿数を見て説得力ゼロだと痛感する。流石に 記事投稿数が多い人一覧(fj.news.list)の常連だけの事はある。もっとも週に4〜5本 の記事を出せばリストには乗る訳で、ベスト10に入った事は無いけれど。

「グルグル」、これが噂のククリのパンチラですか。成程。 魔物の長ば非常に思慮に富んだ奴。世界の何処かは必ず進化の途中の段階にあるってか。 ギャグアニメで台詞に唸らされるとは思わなかったな。 「最遊記」、全編、李厘ちゃんがてんこ盛り。しこたま頂きました、満腹満腹。 確かに戦慄の刺客だよな。しかし門限早いね、李厘ちゃん。4時半て、そりゃ 小学生だよ。八百鼡ちんは結構躾に厳しいらしい。 アホ妖怪3人は実は羊の皮を被った極悪妖怪で …という展開かと思ったら本当に単なるアホでした。ちゃんちゃん。 こ〜んなバカ話なのに絵は最高に高画質。CGによる流体風の砂の動きに感心する。 いいのか、こんなトコで力使って。まぁ、李厘ちゃんをヘボく描いたら許さんけど。

私信:アスカに似ているという事は成瀬川メイちゃんの事だと思いますが、 彼女はアニメオリジナルキャラだと聞いています。 (今後原作に出ないとは限りませんが。)



09 月 27 日 (水)

晴。月末なのでアキハバラ買い出し紀行。先月をもって「ベターマン」が完結した為、 LDを買うことは当面無いと思われる。DVDだけだと荷物が小さいなや。ポスターが 付いているタイトルが2つ有ったので高さ方向のガサ張り方は変わらないが。 買ったものの内容については改めて見た後に触れるとして、内訳は「ケイソク・特別編」 、「スリーピー・ホロウ」、「ジオブリ XX」第2巻、「サクラ大戦 OVA2」第5巻、 その他TVシリーズ色々。

またしても豚肉の生姜焼き。前回の教訓を活かしてご飯は倍量。食い過ぎって気も するが、秋だから許す。実家から新米10kgが届いたが、米櫃にまだ米が残っている ので古い方をとっとと食ってしまいたいという事も理由ではあるが。

「ONE PIECE」、アーロン編終結。ナミの苦労の結晶をルフィがどう扱うかに関しては 良い方に予想を裏切られた。そうだよなぁ、あれこそがナミの枷だったのだし。 瓦礫の下から"まだだぁっ!"とか言ってアーロンが出てくるかと思ったが、あれで 終りらしい。今までリフィが倒した相手はブチのめしただけだったと記憶しているが、 今回だけは完全に殺したっぽい。少なくとも掘り出さなければ死ぬだろうし、誰も 掘り出さないだろうから。種族が違うと扱いも乱暴だね。冒険者がモンスターを 倒すのに躊躇しないのと同じ様なもんか。もっともアーロンには死ぬのに充分な 悪行があるが。 「ラブひな」、半年のシリーズとしては上手い終わらせ方だったと思う。 でも綺麗に24話でまとまっているって事は未放映分の25、26話は どんな位置付けなんだろうか。来年が楽しみな事である。 そうか、やっぱりむつみさんの話はちゃんと最後まで聞かないといけないのね。 むつみさん、景太郎があのまま居着いてくれるのを期待していたみたいだけど、 ああいう結論を出した事もまた喜んでいる風で、結局一番大人だったのは彼女らしい。 もしかしたら爺ぃズはキャラの内面の幼児性を象徴しているのかも。 そう考えれば大人(の考えを持つ人物)にあまり絡まない事や、 公園で景太郎が結論を出した後の行動も納得がしやすい。 しのぶちゃんの私服バリエーションが復活だがちょっと地味かな。 今回の白眉は、むつみさんの"みゅぅ?"に決定。流石、亀の姉ちゃんや。



09 月 28 日 (木)

晴。今度のは長いな、まだ手首が痛い。昨日の重い荷物が祟ったか。

文明がこういう事 に無駄使いされるのは大好きだ。笑えるサイトとしては大ヒット。電波の挿入の 仕方がまるで人間がやっているみたいに絶妙。いや、きっとブラウザの裏に小人が 居るに違いない。

ネット上からの電波を受けて普段読まない雑誌を読んでみる。「ASCII DOS/V ISSUE」、 ああ 成程、これは物欲を刺激する記事。X20(と1620)は、かの大和事業所謹製なのね。 ライオス無き今となっては怪しい(讃め言葉)ノートが出てくるのはあそこだけだ。 笑ったのは内部の人もちょっと前までのThinkPadのデザインは格好悪いと思っていた らしい事。そうですか、同じ思いでしたか。赤い240というのを見てみたいものだ。 「Model Graphics」、確かに人前では開かん方が良いかも知れないが、 この程度なら前からあるだろう。元ネタが有名だから騒ぎが大きいのか。 別に一冊まるまる裸フィギュアって事でもないし。個人的に止めてくれぇな キャラを題材にしたのが数点あったのはショックだが、これも世の流れであろう。 しかし、ガイナックスってほとほと"低い方"に寛容なトコだ。つうか自分達で やっちゃうし。

まただ。



09 月 29 日 (金)

曇り。今日も左手が痛いのでネットニュースでの何件かのフォロー記事書きを諦める。 どうやら手が痛くなる理由が判ってきた。去年の暮れに勤務先で永年使っていた ワークステーション SONY NWS-911(古過ぎ)がリース切れで遠い空の彼方へ旅立って しまい、代わりに保守用在庫として保管していたX端末を使い始めたのだが、これの キーピッチが少々広く、又キーが重いのでCtrl+F等の操作を多用すると関節に 負担が架かるらしい。近々ラボの引越があるらしいので、そのドサクサに紛れて もっと優しいマシンを手中におさめる事にしよう。夜、ビデオを見ている最中も 鈍痛が気になるので湿布薬を細く切り、手首と手のひらから親指と人指し指の股を 通して手の甲までを覆う。そのままでは剥がれそうなので、ガムテープでぐるぐる巻き。 手首の自由が利かず不便だが、反面痛みを感じなくて済むようだ。

夜な夜な涼しいので今夜はおでんを仕込む。好物の"ちくわぶ"が他の具の5倍程 入っている事以外はいたって普通のレシピのはず。夕方に火にかけて、それなりに 食えるようになったのは深夜だった。

「コレユイ」、心に刺さった棘というのは抽象的な意味とズバリの意味の2重になって いるのだろうな。ちっちゃい愛ちゃんはiちゃんと同じ体形だ。守備範囲外。



09 月 30 日 (土)

雨。昨夜から降っていた雨は午前中一休みして午後再開。その頃に起床。 先週末に作るつもりだったピザ用の具の消費期限が近づいて来たので急遽製作。 ソースを冷蔵庫の奥に眠っていた市販のピザソースにした所、案の定ピザパンの 様な甘ったるい出来になってしまった。手抜きはいかんなぁ、と激しく後悔。

夜は湯豆腐を食い、その後で一晩を経たおでんで一杯。寒さが足らないので途中から 日本酒を止めてビールに代える。例によって明け方まで、ビデオと供に楽しむなり。

「ハンターx2」、ほっほぅ、あのお姉ちゃんはああいう技を使うのか。仲良くなって おくと便利かも知れないが、治療費高いなぁ。女ブラックジャックか。ヒソカが 良い奴系のライバルに見えてしまうぞう。それは違うだろうって気がするが。

ビデオソフトねた。 「サクラ大戦・轟華絢爛」第5巻、おお、洋装のさくらは中々エエですな。今回は 特にある日のヒトコマ度が高いので淡々と話が進むが、その割に密度が濃い。 魔神器の正体あたりの描写がTVシリーズと全く違うのはTVシリーズとの決別宣言か?。 「NieA_7」第3巻、あらら、不穏な空気が。アンテナ無しが実は一番発達した形態 だったりするという伏線かいな。大事件が起こらなくても引き込まれる物語を 作る事は出来るのねと本作を見ていると感じる。


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