01月中旬



01 月 11 日 (木)

晴。世界最大の分散処理は昨日から新バージョンで 実行されているが、新しいバージョン(のアルゴリズム)は処理時間が長い様だ。 以前は1データユニット処理するのに16時間程であったが、今朝見たところ22時間 経過しても半分しか終わっていない。分散部分の処理が増えた分、サーバと通信する 回数が減り、結果サーバの負荷が軽くなるはずで、これが真の目的なのであろう。

我が下僕を使って初めてCD-Rといふ物を焼いてみんとてすなり。取りあえず、この件に 関してはFreeBSDで焼く方法が判らない(SCSIドライブでの方法しか見つからない)為 にゲイツ窓を起動。CD-R/RWドライブに付属してきたライタソフトをインストールして 実行。焼くのはFreeBSD環境での私の個人ディレクトリ配下で最大の容量食いである、 "ある種の画像ファイル"一式。tar+gzで500MB弱ある。(まぁ、元々ある種の圧縮が 掛かっているデータが殆どであるのでgzip掛けても然程小さくならないのだが。) 予めFreeBSD側からゲイツ窓のディレクトリに放り込んでおいた圧縮済ファイルを ライタソフトで選択して書き込み。15分程で完了した。バックアップのバックアップ という事で同じ物をもう1枚焼く。さて止めようかと思って、ふとライタソフトの画面の最下行にある小さな表示(データCD/JOLIET)というのに目が止まる。これって、 もしかしてデータ記録フォーマットの事じゃなかろうかと思い当たり設定画面を探索。 するとJOLIETとISO9660の選択項目があった。ISO9660じゃないとFreeBSDでは読めん だろうと思い、ISO9660でもう一枚焼く。正副予備の3枚になってしまった。 OS再起動。ついでにBIOSメニューから起動デバイスの設定で内蔵ハードディスクの 優先度を上げておく。起動が早くなる…はずなのだが体感的には変わらない。 FreeBSDにて焼き立てのCD-Rをマウント。ls /cdromで確認、ちゃんと見えている。 よしよしと思ってtar tvzf /cdrom/ほげほげ 実行。途中の内容から先がエラーに なって読めないではないか。シクシク。まぁ、ゲイツ窓経由では読めるからバックアップ としては支障は無いが。で、ものは試しでJOLIETフォーマットの方のCD-Rを入れてみる。 意外な事にあっさりマウント出来た。おまけにカーネルから"ISO9660/Joliet extension" なる報告がxconsoleに出ている。tarでも問題なく内容が読み取れた。なんだ、最初の フォーマットのままで良かったんじゃん。私よりFreeBSD 4.2Rの方が100倍くらいは 賢い事を知ったのだった。

「新アウターリミッツ」、双子の片割れが体内に残っていて別の人格を形成し… ってな、何かブラックジャックにありそうな話。でも脳の残骸が脊髄に寄生している ので摘出してピノコにする訳にはいかないらしい。結局、朗らかな方(寄生してる方) が表の人格になって元々のジャンキーな方が融合される形でめでたしなのだけど、 何か教訓めいたオチが多いのが気になってきた。毒が足らんと思うぞ。



01 月 12 日 (金)

晴。早く帰って寄り道…と思っていたのだが、また同僚と無駄話をしていて日没。 それでも普段程度には早い帰宅なので週末対策食料と安物赤ワイン等を買い込んで 帰宅。

「アルジェントソーマ」、ひたすら会議。影像を使い回していないけど、実質は 総集編に近いノリだった。ラナ司令の人柄の変化らしきものが垣間見えた部分が 収穫という所だろうか。
「地球防衛家族」、回し蹴りの水玉若しくはエプロンドレスの先生の白がイイ感じ。 墨塗りの四角形には笑わせて頂きました。魔法少女はやっぱり依頼元からの派遣 なのかな。馬鹿話を真面目に高画質で描くというのは個人的に応援したくなる系統の 作品だ。でも意外に真面目な方向に転ぶ可能性もあるか。注目継続決定。



01 月 13 日 (土)

曇り。自宅のベランダから見える幹線道路がJRの線路をくぐっている場所には 当然の事ながらくぐれる車両の車高制限がある。蘭に水を与える為に午後ベランダに 出たところ、久しぶりに大型トレーラーが詰まっていた。すぐ傍にある横断歩道に 人だかりが出来ていたので双眼鏡で覗いて確認したのである。ここの高さ制限の 標識というか横棒はぶつかると落ちてくる様になっているので、くぐり損ねた車は 屋根に一撃を食らうのであった。罠だな、まるで。その為に、詰まった車は単純に バックで抜け出す事は出来ないのであるが、これは陸橋にぶつかった車を逃がさない (陸橋側に損害があった場合にJRが責任を問う相手を明確にする)為に わざとそういう仕掛けにしてあると聞いた事がある。日没頃までにはクレーン車が やってきて撤去完了した様だ。

Eterm&kinput2で入力が崩れる現象は改造版kinput2でも起こってしまった。ただ、 頻度は下がっている様な気がするのでClientMessageイベントのバッファリングの問題 じゃ無かろうかという読みは外れていない気がする。それと、この現象が起こった時に ウィンドウのフォーカスを一度外して(マウスカーソルを外に出して)から元に戻すと XIMを再接続しなくても回復する事を発見した。LeaveNotifyとEnterNotifyがバッファを 吐き出す役目をしているのだろうと思われる。完全に直すには受け側(Eterm側)から XIMライブラリ、或いはXサーバまでの広い範囲を追わなければならなさそうだ。 ちょっと躊躇中。

「チューボーですよ」の今宵のネタはスパゲティ・カルボナーラ。個人的得意技である が自分のレシピとレストランのレシピがどのくらいズレているか興味があったので見る。 ああ、ベーコンじゃなくてパンチェッタってのを使えばいいのね、本場レシピでは。 それ以外は大体同じだな。いちいち白ワインは使わないけど。そんなに難しく無いと 思うのだが、番組では失敗していたぞ。あれは玉子を加える時にグズグズした方が 上手く行くんだよな。スピードが勝負って言っていたが、実は鈍臭い方が美味しく 出来るんだよ〜ん。

「ZOIDS/ZERO」、ガンスナイパーの操縦席って何となくエッチだ。ぎゅっと締まっている ベルトなんかが。武装を付けないライガーゼロってスポンサー的にはどうなんだろう。 ゾイド(シリーズ)ってごちゃごちゃ付いている印象があるし、ゼロだけ異質なのは 商品展開としては…なんて別に考えんでもいいか。私としては白いマシンは好きだ。 リノンは今回も真っ先に倒されました。女の子が足引っ張り役になっているのが何か 気に入らない。
「ハンターx2」、う〜〜〜〜ん、何時の間に1話見損ねたのだろう。最後に見た エピソードと話が繋がっていないぞ。ゴン&キルアは何時の間にレオリオと合流したんだ 、ネオン様は何時オークションシティに着いたんだ…まぁ、暫く見ていると すぐに話は繋がったけれど。やっぱりヒソカは蜘蛛だったのね。それに予想はしていたが OPの冒頭に出ている連中は全員蜘蛛らしい。蜘蛛の団長が裏切っても何の得がある?と 言っていたが、損得抜きで裏切る理由があるって事を見抜いているっぽい。蜘蛛の中では 念糸使いのマチさんもエエが、掃除機の眼鏡っ娘シズクちゃんも捨てがたいなぁ。 あの無表情であっさり人殺しってとこが何ともエエよ。(危ない)
「トライゼノン」、ゼノパレスのお飾りの統率者のお姉さんはラインハルトの親族じゃ ないらしい。お姉ちゃんの代わりに妹が出てきたが、病弱ってのはポイント高いな。 鞍馬嬢は細身で大食いという事ですか。笑えるけど、オチが欲しいね。うる星のさくら さんみたいに体重は重いとかの。
「まりメラ」、マリーンってまりんのまんまですな。EDの最後にまりんが着ている服と 同じ物をマリーンが着ている気がするけど、何かの伏線だろうか。あっちの世界では クーデターが起こったらしいが、こうなると敵が見えやすくなって主人公サイドの 結束が固まるのがお約束。本作は前半〜中盤を見ていないのであるが、お約束には 忠実な感じなのでこれから燃える連繋が見られるのかも知れない。
「SciFiハリー」、暗殺者のお姉ちゃんはちょっと可哀想な最後でした。あっさり死んだ 方が苦しまなかったのに。マザーはのらりくらりと真相をはぐらかしているが、それが ハリーに疑念を抱かせる原因である事に気付かないのであろうか。ハリーの能力は ジノリちゃんのそれと同じく相手の憎悪に比例する力の様だが、ジノリちゃんの "ハリーは本物"という台詞が気になる。ああいう力に強弱の差はあっても本物/偽物の 差は無いと思うのだが。

20世紀のアニメ見直し劇場。今宵からのお題は「スレイヤーズTRY」。ネットニュース でのやりとりでチラっと話題に出て以来気になっていて、録画保存してあったテープを 発掘した。4話まで見たけれど、やっぱフィリアは可愛いわ、尻尾に表情があって。 そういえば、本作のOP/EDは林原めぐみさんのアルバムには入っていないのね。OPの 方は割と好きなんだけどな。ポリシーとしてシングルCDは買わない事になっているので、 次のアルバムに入ってくれると嬉しいところ。



01 月 14 日 (日)

晴。昨日の事故は今朝の新聞の地方面に結構大きく出て いた。高さ制限のバーを支柱ごとブっ倒したそうだ。新聞の写真ではトレーラーも横転 していて、私が見た時はクレーンで起こした後だったらしい。

昨夜は例によって遅くまで起きていてアニメビデオなぞ見ていたのだが、途中で腹が 減って来てピザなんか焼いてみたり。またまた例によって最初の一口を食べて咽を 火傷してしまうのだが、今回のはちょっと酷かった。10円玉の半分ぐらいの面積の 皮がべろりんと剥けてしまった様だ。舌で触れると妙にツルツルしているのが判る。 美味しく出来たのに上手く無い話だ。

某氏より呟き返し。誰だか判りやすいという理由で看板娘はまろんちゃんが 務めているという事らしい。納得。個人的にはツグミさん>弥白様ではありますが、 誰だか判らないであろうという点に関しては異論は無いので弥白様の登場を期待して おきます。弥白様に関しては大丈夫でしょう。知らない方はページのタイトルを見た 段階で高い敷居をまたぐ事になりますし、何らかのキーワード検索で辿り着いた方は 誰がトップに居ても気にしないでしょうから。

「学校の怪談」、お人好しの中に自分も含まれている事に気付いているのだろうか> カーヤ。桃子先輩がやっぱり大活躍である。蜜柑の使い方は上手い伏線だった。 しかし、あの山奥の百葉箱は誰が設置したんだろうか。小学校の校庭にあるなら 不思議でも何でもないけど。



01 月 15 日 (月)

晴。流石に一晩のうちに同じアニメを8話分も一気に見ると強く擦り込まれるらしく、 夢にフィリアが出てきた。残念ながら女性形態では無く竜の方で、レーザー吐きながら 大暴れしているのを見て困るよなぁと思っている私という夢。何とも。

某所に 「SciFiハリー」コーナーが新設されていた。ページの標題が流石である。

しかし寒いな。こんな日は熱燗で一杯と思ったが、面倒なのと家にある日本酒は大吟醸系 の酒なので冷で。代わりに豆腐を電子レンジで加熱して熱奴にしてみた。悪くないけど、 冷めるとただの冷奴に戻ってしまうのが難点だ。

「双色の瞳」霜越かほる・著、集英社スーパーダッシュ文庫読了。燃え(not 萌え)る ツボをとことん突いてくる上質のエンターテインメント。早く第2巻を探さなければ。

「テイルズ・オブ・エターニア」、何気なく浜辺で働く女の子はOPに出ているオサゲ娘 ではないか。サクサクとキャラが揃うなぁ。物分かりの良い奴ばっかり出てきて話が 見えやすいのは初めは良いが、ずっとこの調子だとダレると思う。タオルの下は水着 ってのはお約束の反則だが、あの段階でいきなりやるとは思わなかった。マローネって 本当は純粋に仲間が欲しかっただけなのかもしれない。 大晶霊ってケースバイケースで効きそうな一人?を呼んだ方がいい気が。 この手の技というか精霊は物語の初めは効果絶大の事が多いのに、本作ではあんまり 強く無いので毎回全員呼ぶのだろうか。ここにも何時の間にか来ているコリーナは、 男風呂に入っていた/入ろうとしたらしい。出来るな、おぬし。この娘もOPでは何やら 意味ありげな顔をしているしぢつわ重要な役を演じるのかもしれない。
「犬夜叉」、おどろおどろしい名前の割には人の殺し方がイマイチ残虐じゃないな。 原作者の作風からして、元はもっとグロかったと推測するがお茶の間タイムに合わせて 手加減したのであろう。2話ぐらい使っても良い話の気もするが、話をサクサクと 進めたい事情があるのかな。
「コナン」、別に和風女が冷コとか言っても構わん気がするが。むしろあの誤魔化しが 一番不自然だったのに、あの段階でコナンが嘘カウントをアップしないのは変じゃないか な。依頼人の女は昔の写真の方が圧倒的に可愛いが、圧倒的に怪しい。でも怪しいって 意味では全員同じか。嘘をつく訳が単純な偽装工作なのかどうか。それに毛利探偵 事務所に現れたタイミングからするとアリバイ工作にはならんだろうし。



01 月 16 日 (火)

晴。勤務先の入居しているビルの裏手にはJRの線路を跨ぐ片側2車線の道路橋がある のだが、その橋を掛け換える工事を大分前からやっている。仮設橋の工事だけでも2年 前ぐらいからやっているはずなのだが、この前の週末(だと思う)に仮設橋への 切り換えを実施したらしい。ビルの裏口(早朝はこちらからしか入れない)と道路の つなぎ目が落差はあるものの以前より綺麗なのが何だかなぁ。仮設なのに。

火曜日はUSBの日。色々調べた結果、FreeBSDでUSB スキャナを使うにはSANEという代物を インストールする必要があるらしい。ここからの情報に依ると、その辺で手に入るUSB スキャナとしてはエプソンの製品が何とか なりそうな感じである。もっともSANEで動いているスキャナ一覧に入っている代物は 現在の製品ラインナップには入っていないのではあるが、駄目でもゲイツ窓で動けば ゴミにはならないから構わないだろう。 そこで帰りに勤務先の最寄り駅前の家電量販店を覗く。 程よい価格と性能の製品を一つ決めるが、コレを持って電車に乗るのが面倒 (箱が大きそう)と思ったので、自宅の地元で探す事にする。 さて近所でソノ手の製品を扱っている店という事で、少々我家からは 離れているがサトー無線に行く。目を付けていた製品はあったが、勤務先の近所より 1000円高いゾ。まぁ、電車でえっちら運ぶ面倒と天秤にかけると大した差額じゃ無い わなと自分を強引に納得させて購入。地元にもたまにはお金を落としておこう。 買ったのはGT-7700Uという型番の製品。19800円(税別)也。

さて帰宅して早速、箱から出す。案外軽い機械だ、見た目よりは。ACアダプタが付いて いるがbus poweredでは動かないのだろうか。X20に負担が掛かると嫌なので試さない けど。スキャナ本体側のUSBコネクタが独自の物なのは、ちょっと頂けない特徴である。 市販のケーブルに交換出来ないではないか。それ以外は普通だと思う。何しろスキャナ 買ったの初めてだし。下準備としてsane-1.0.3をportsにてインストール、ついでに xsane-0.9も入れる。(後で判ったが、sane-1.0.3付属のツールで充分高機能だった。)

では早速、X20と合体!。xconsoleの出力を眺めると、ugen0と言うデバイスで認識 された。これはgenericデバイス、つまり"何だか判らない装置"として認識されたって 事だな。まぁ、大体予想通りだ。uscanner(4)というデバイスで認識されないと困る ので、カーネルソースと格闘。/usr/src/sys/dev/usb/配下で"EPSON"というキーワード をgrepで検索。該当するファイルは3つ(usbdevs.h、usbdevs_data.h、uscanner.c)。 一つ目のusbdevs.hは装置固有のIDとベンダー固有のIDの定義の様だ。GT-7700Uの定義が 判らないな、と思いman -k usbとかごにょごにょ…。usbdevs -vと実行すると、 "GT-7700(0x010b),EPSON(0x04b8)"と出た。ベンダーIDは同じ(当たり前)なので、 装置IDを#define USB_PRODUCT_EPSON_GT7700 0x010bとして追加。次、usbdevs_data.h はベンダーIDと装置IDの組とその他(何だ?)の定義を含む構造体の初期化コード。 USB_PRODUCT_EPSON_1600とかって言うEPSONの別のスキャナの定義部分をそっくり コピーして、USB_PRODUCT_EPSON_1600をUSB_PRODUCT_EPSON_GT7700に書き換える。 最後、uscanner.cからもUSB_PRODUCT_EPSON_1600の部分を探してコピーし、当該部分を 書き換える。カーネル再コンパイル〜インストールしてリブート。再び GT-7700Uを挿すとuscanner0で認識された。

さて、SANEである。取りあえずscanimageとかxscanimageとかに引数 /dev/uscanner0を 適当に付けて打ってみるが、device openエラーとか何とか。 ls -l /dev/uscanner0とするとrootにしかアクセス権が無い。 chmod g+rw /dev/uscanner0として、xscanimage実行。今度はエラーが 変わってInvalid argumentと出た。何か親近感が涌くメッセージだ。取り付く島が ありそう。ここに来て真面目にSANE関連のmanを読む。どうもxscanimageの引数で言う 所の"devicename"というのは"/dev/uscanner0"とかでは無く、/usr/local/etc/sane.d/ 配下にあるベンダー名.confなるファイルのベンダー名部分の事らしい。 xscanimage epsonとして実行…やはり、Invalid argumentのまま。 /usr/local/etc/sane.d/epson.confを覗くと全部の行がコメントだった。最後の部分に usb /dev/uscanner0という行を追加して、xscanimage再実行。スキャナが「ふぎょ〜」 とかってな情けない音を出す。動いたか?。出ている画面から操作するらしいが、 スキャン実行ボタンを押してもスキャナは動くがセンサーが1往復して終り。 原稿が無い所為かと思ったので原稿を用意する。

スキャナ導入の暁には最初に読ませる予定で、保存しておいた下着の広告 (モデルの女性が可愛いのだ)をセット。プレビューウィンドウとやらを出して スキャンさせてみると荒いながらもちゃんと読めている。もしや?と思って、 プレビュー画面をマウスで弄ってみると点線で範囲指定が出来た。お姉さんの部分だけ 囲んでスキャン。一瞬で終わる。画面上は終わっても変化無し。出力ファイル名の所が デフォルトでout.pnmとなっている。別のウィンドウを出してlsで見てみるとファイルが 出来ていた。スキャン結果は直接ファイルに落ちるだけで、画面には出ないらしい。 displayコマンドで出力ファイルを見る。おおっ、お姉さんの画像ファイルだ(感動)。 しかし、小さいな。xscanimageの設定画面を良く見ると、50dpiとなっていた。選択 メニューを出して最高解像度の2400dpiを選ぶ。再スキャン。今度はスキャナのセンサが こそこそと動いている。時間が掛かりそうなので、その隙に入浴…出てくると流石に 終わっていた。出来たファイルのサイズが300MB超。displayコマンドは予想通り、 memory allocation errorとかで落ちた。念のため試したconvertコマンドでも同様。 最高解像度は現実的では無い様だ。半分の1200dpiに落とす。ファイルサイズは70MB程。 displayコマンドの読み込み中にマウスカーソルを動かしたらXサーバが落ちた。 スワップイン出来なかった所為らしい。ログインし直して再実行するが、今度は スワップアウト出来ないとかxconsoleにメッセージが出てdisplayコマンド自体が 殺された。アルゴリズムとしては知っていたが、メモリ不足でプロセスがカーネルに 倒されるのを見たのは初めてだ。解像度を600dpiへ。displayコマンド実行…出た。 巨大なお姉さん。おデコしか見えない。X20の画面サイズの10倍程の画面である。 displayコマンドのスクロールでやっと全体を確認。これでも解像度が高すぎるらしく、 印刷のインクの色別の点々まで見えてしまっている。解像度300dpi。液晶画面全体の 3倍程。スクロール2回で見渡せるので、保存用としてはこの辺だろうか。 良く見てみると今まで気付かなかった、お姉さんの産毛まで見える。 う〜ん、素晴らしい。 お姉さんの他のポーズも全部300dpiでスキャンしまくり、専用ディレクトリを掘って 保存。記念すべき最初のスキャン画像だし。 その後も幾つか試した結果、100dpi程度で雑誌/広告類をスキャンするには充分な 解像度である事が判った。この辺りだと、X20の画面で全体が見渡せるし。 という訳でFreeBSD 4.2RのUSB周りは、かなり出来が良い様である。USB装置の抜き差しを 繰り返しても固まったりしないで、ちゃんと動くし。エプソンのスキャナも 素直なハードの様だ。満足満足。fjにも情報流しておこう。たまには世間様の役に立つ 記事も書かないとなぁ。

「アルジュナ」、少々説明臭い台詞があるものの、それ自体が納得させられる内容 であるので気にはならなかった。確かに今更生活水準を下げる事は出来ないんだよな。 結構、考えさせられつつも楽しめた。クリスが樹奈の内面に触れて理解が間違っている 事にがっかりしたりと、主人公がいきなり"出来る"奴にならない辺りがリアルで良い。 あの変身形態も一般人には見えていないというのは面白い設定だ。これは少なくとも 保存録画だな。
「最遊記」、今まで小出しに語られていた天上界での過去の出来事がまとまった物語 として開始。三蔵御一行が全員元神さん(悟空は別か)なのは大体判っていた事では あるが、三蔵って観世音菩薩の甥だったのか。結構偉い地位に居たのね。 地上本編より面白く感じるのは謀略系の話が好きな所為だろうか。 次回も天上編なので期待大。



01 月 17 日 (水)

晴。今週はまともな自炊をしていないなと思いつつ、スーパーマーケットをうろうろ。 しかし、メニューを決めずに徘徊しても大抵は何も浮かばないんだよな。今日も結局、 何も浮かばず、週末用に鶏肉とギネス10缶を買っただけ。夕食は手抜きでネギ&生姜 ラーメン。

X20+FreeBSD 4.2R+GT-7700Uの顛末をfjに流したら、 send-prしたが良かろうというフォローが付く。send-prって何だっけと思いオンラインで 日本語マニュアルを参照する。ああ、本家にバグ報告する専用のメールフロントエンド ね。何やら大事になってしまいそうな感じもするが、解決策付きなら大した迷惑にも ならんだろうと覚悟を決めてsend-prしてみる。直後に承認メールが返ってきて、 本家の障害報告リストの末尾に入った様だ。無茶苦茶な英語(英語圏の人間向けに 英語文章を書いたのは初めてだし)だと思うが、パッチ付きなので大丈夫だろう。

若干残っている問題の中でも最大級だったCD-R/RWドライブでCDが焼けない問題は FreeBSD 4.Xからはburncd(8)って言うコマンドが標準装備で入っているとfjの記事で 知った。友の会でメーリングリストの アーカイブ等を検索しても出てこなかったんだけどなぁ。出来て当たり前だと思って いたが、出来て当たり前の事だったので話題にもならず、検索でも引っかからなかった という事らしい。burncdで検索したら3件出てきたけど、コマンド名が判ってたら そもそも検索しないしな。って事で、mkisofs(8)コマンドとburncd(8)コマンドの 併用で無事CD-Rが焼けた。こんな感じ。

$ mkisofs -o iso.img hogehoge (hogehogeは焼きたいファイルが入っているディレクトリ)
$ burncd -f /dev/acd0c -s 4 -e data iso.img fixate
早速、以前ゲイツ窓で焼いたのと同じファイルを焼いて FreeBSD謹製のバックアップCDを作成。他に妄想やらネットニュースの原稿やらが あるディレクトリ配下(600MB弱)も階層構造を維持したままで焼いてみる。 マウント後にちゃんと見れた(当たり前)ので満足。個人ディレクトリ配下を一枚に 焼けないので取り返しの付かない部分だけ先に焼いたが、そのうち他の部分も保存して おこう。

そう言えばそんなメールが前に来ていたなぁという感じで、ネットの人気者を目指す と称する何者かからのメールマガジン第1号が来ていた。本気らしいな。 ネットニュースアドレスの不正使用には違い無く、非難轟々で頓挫ってな顛末を 想像していたのだけど。 配送停止はWWW上から出来る様なので、何を書いて来るか暫く見てやろう。

もう一つ何だかなぁな日本語メールが来ていて、こっちはネットアイドルを目指している のだそうだ。WWWページを覗いてみると案の定ポルノサイトだった。メールに書いて あった様なページデザインでは無かったので、どれをクリックすると投票になるのか 判らんぞ。どんな罠が付いているのかHTMLソースを見て嗤ってやろうと思ったのにな。 ごちゃごちゃしていて何時まで経ってもダウンロードが終わらないのでウィンドウを 閉じる。もっと嗤えるページに修正して出直せ。

「電童」、怪談を語るエリスが何とも妖しくて良い。しかし、白い布を被って幽霊に 化けるなんて随分と原始的な事をするな。米国のお子様向けアニメの影響だろうか。 先生も眼鏡っ娘の王道に法り、眼鏡を外すと割と美形であった。特に寝姿は良。 が、脱出後は眼鏡を掛けていたぞ、エリスが掛けさせたのだろうか。 人妻仮面は今回はビルの壁面をバイクで疾走。 きっとダッシュのカードを使ったのだろう。
「ONE PIECE」、アピスのキャラデザから受けた第一印象と声質が合わん様に思ったが、 中CMまでには慣れた。でも何処かで聞いた声だけど…という疑問はEDクレジットを 見るまで晴れず。修業が足らんなぁ、この前の週末にさんざん聞いた声なのに。 極悪イメージのルフィ海賊団は笑える。それにしても爽やかな連中だ。お話の中の事 とは判っていても、何かコイツらとは知り合いになりたくなってしまう。こういう 魅力ある連中を創造したいものだ、似非物書きとして。



01 月 18 日 (木)

晴。勤務先のマシン群の1つが間もなくリース切れという事なのだが、これは去年の 暮れに死んだマシンなのであった。壊れたCPU 本体とハードディスクは構わないとして、壊れずに済み現在別のマシンに接続されて いるハードディスクの内容(一部ユーザのホームディレクトリ)は無いと困るので 空いている別のディスクにそっくりコピーしてシンボリックリンクで誤魔化す。 返還予定のディスクをアンマウント、引っ越した先のディスクにはquota(8)仕掛けて ユーザの弾圧を行う事にする。でも、この死んだマシンの後釜も調子悪いんだよなぁ。 ブートディスクからハードウェアエラーが毎日出るし。今のところRetryableって事で OSが落ちたりはしないけど、何時まで持つか。死ぬ前にネットニュースのサーバを 引っ越しておく方がいいかな。でも、思うだけで実際に死ぬまでやらない可能性大。

イメージスキャナの話の記事にさらにフォローが2件あって、1つは別なスキャナで 上手くいった話なので投稿の甲斐ありってとこだけど、もう1つが曲者。カーネル 弄らんでもugen0をSANEの設定ファイルで指定すれば動くのでは?という物。そんなで 動いたら私の苦労は何だったんだという事で見なかった事にする……つもりだったが、 気になるのでやってみた。勿論対策前の古いカーネルを使う。結論としてはugenデバイス ではスキャナは動かない。xscanimageコマンドのウィンドウには"Invalid argument"と 出て、さらに起動したEterm上には"[epson] ident failed"と出る。SANEのソースを 眺めてみると、epson.cってファイルの中から出ているメッセージで指定された装置が 確かにスキャナなのかを確認するコードの部分の様だった。先日の苦労が無駄にならず に済んで良かった。

「新アウター・リミッツ」、自分を人間だと思っていたアンドロイドの話。逃げようと して捕まって、気が付くと隣の作業台の上には解体済の奥さんアンドロイドの上半身が 置いてあるというシーンがエゲつなくて最高だ。ここで終わると秀逸なバッドエンド だが、その後は割とありがちな展開。最後のオチは、この番組を作った人々の 社会が透けて見える様だ。異なる者との融和の拒否と、いずれ彼等から復讐されるの ではないかという潜在的な恐怖を示して見せているのだろう。でも案外人事じゃ無いか。



01 月 19 日 (金)

曇り。昨日仕掛けたquotaに拠るユーザ弾圧は単位を間違えていてファイル転送 出来ないとクレーム申告があった。コソコソと直す。いくらなんでも一人当り20KBは ケチり過ぎだわな、10〜20MBへ修正。その他、書き物したり調べ物したり部門会議の 司会したりして、真面目な金曜日なのであった。

数日前の新聞夕刊の4コマ漫画でネタになっていたので今週末はおでん。 前にも呟いたが、私のおでんは大量のちくわぶに他の具が紛れているという代物。 鍋に仕込んでトロ火にした後うたた寝してしまいちょっと煮過ぎた。が、普通は一晩 置いた後でへなへなになるはずのちくわぶが、出来たてなのにへなへなで美味しい。 しかし金曜の夜は書き物で忙しいので晩酌は明日だ。待ち遠しいぞ。

予てからの密約通りに妄想は特別版の連載に突入する。原稿を見る度に手を入れたく なってしまうので、今日を区切りとしてRCSで凍結。さて、どうなりますか。

「とっとこハム太郎」、ハム太郎達の活躍虚しく形ある物は何時かは壊れるってなオチ かと思ったら、そう来るか。引っかかったよ、斜め見だったけど。眼鏡屋の親爺って メガネくんの買い主だそうだけど、どちらかというと孔子くんに似ているぞ。鼻とか。 まぁ、犬じゃないんで買い主に似なくてもいいんだけど。
「アルジェントソーマ」、ハティが沢山騒いでいたので満足だ。本当の敵はやはり 地球人の中って事になるのであろうか。キナ臭さ大爆発の今後の展開が垣間見える。



01 月 20 日 (土)

曇り後雪。庭(ベランダ)仕事を終えてから2度寝する。午後8時頃起床。外が妙に 静かなので予報通り雪になっているのであろうと思いカーテンを開けて見ると案の定。 しかし根性無しの雪雲で午後10時頃には霙になってしまっていた。逆だろう、普通は 遅い時間になると本格的な雪になるのに。しかも夜半には晴れてるし。不満爆発。

予定通りおでんで晩酌となるのであるが、昨夜や昼間のつまみ食いの所為で ちくわぶが減少。慌てて4本分追加する。冷めない様に小さい土鍋に取り分けて 卓上コンロで加熱しながら頂く。中々。酒はこういう場合やはり日本酒だわな。日本酒 ってアルコール度数は然程高くないのに何故か酔いが回るのが早い気がする。家で飲むと 大抵は2合でもう結構という感じ。でも外で飲むとそんな事は無いんだよなぁ、不思議。 今宵は更に不思議な事に5合飲んでもほろ酔い程度だった。撮り溜めビデオが尽きた事 と、明け方近くになった事で宴は打ち切りとした。

「ZOIDS/ZERO」、結局リノンの最終目的は個人ポイント稼ぎだった様だ。ずっと真っ先に 倒されてたからな。3Dゾイドチェス盤を蹴り倒した時に、あのアングルで何も見えない のは絶対おかしいゾ。そうか、ぱんつ履いて無いのか。それなら見えんわな。 ジャッジマンだけでは気にならなかったのだが、人形(に近い)ロボットが実用化されて いて別に誰も珍しがらない世界。これってフィーネちゃん達の活躍した舞台とは地域の差 なのか、それとも時代が違うのか作中で是非語ってもらいたいポイントだ。
「ハンターx2」、シズクちゃんの台詞が多めで満足。"だうと"とかがエエ感じで、 パソコンのエラー音声向き。陰獣の連中は見た目からして長生きしそうにないヤラれ 役だろうと思ったら、その通り。しかも4匹(4人じゃ無いわな、あれは)とも弱い。 それにしても後方の崖の上に蜘蛛が大勢居る状態で、目の前の奴にしか注意を払って いないってのは変だよなぁ。ま、戦局には関係しなかったけど。
「トライゼノン」、童夢の最後の台詞は"判ったよ"くらいの一言の方が彼女らしいと 思うのだが。あれは饒舌過ぎでしょう。ラインハルトがあんな幻を見た理由は単に妹が 望まない事であったからというだけなのか、それとも地球人との種の関係にまで 踏み込んだ伏線になるのか。オチは何となく読めたのだが、麻疹って大人が患ると 笑い事じゃないはずなんだけどな。まぁあの親父なら平気か。歴史の教科書のギャクに は爆笑。
「SciFiハリー」、ジノリちゃんが出ないので駄目。今回はひたすらに謀略が裏で 進むってな話でした。流石にTVアニメでは女の子を解剖したりするシーンは無いのね。 凄く気になるラストだが、次回放送は2週先なんだよなぁ。がっくし。
「まりメラ」、こちらも冒頭以外は旅立ちに向けての決意までって感じであまり話は 進まず。途中から見始めているので謎がどの位残っているかはっきりしないのだが、 こんなテンポで大丈夫なのかな。
「破壊魔定光」、今どきこんなベタな族は居ないだろうって感じだが、わざわざ1話の 大部分を使って描かなくても格好を見ればどんな連中かは判る。そして肝心の流刑体 との戦闘が次回廻しとは。第1話としては構成に問題アリなのでは。EDの目つきの悪い 女の子ぐらいしか見所無かったぞ。
「地球防衛家族」、一度割り切ったら悩まないタイプの様に見えたんだけどな、望ちゃん 。まだ暫く引きずりそうな気配。家族単位での契約だから云々以前に、通貨協定を 地球と結んでいないから宇宙通貨?のままで支払われて結局使えませんってなオチに なるような気がするが。彗星のコアは敵の前線基地か何かって感じだったが、あのまま で終りなのだろうか。戻ってきて地球の近所に浮かんだりとかしないか。


[Up]