01月上旬


01 月 01 日 火曜日

晴。良い月夜だ。

寝る前の出来事は普通前日の雑記扱いなのだが、新年の行事なのでこっちに書く。 という訳で初詣に出かける。少し前に出かけていた親父殿が戻ってきて人出が減って 来た事を確認してから出発。行き先は実家近所の神社。確かに人気は大分少なかったが、 遅い時間を好む種族が逆に増えている。白いツナギで難しい漢字とか日の丸が背中に 書いてある連中だ(補助光無しなので デジカメでも暗いな)。 都会では数が減っている種族だが、自然が残っている田舎では まだまだ健在である。野性動物観察は程々にして参拝を(一応正式な作法で)済ませる。 その後社務所の縁側を使った臨時の売店を遠くから眺めてみたり。此の巫女さんは例年 粒揃いなのだが、今年は来た時間が遅すぎて巫女さん6人に先客2人という状態。 その中の巫女さん2人と客1人、 ピンボケなのは肖像権に配慮した結果。 何も買う用事の無い身の上では近寄ってジロジロ見る訳にもいかず、残念。 そもそもあんまり巫女さん属性は強くない私ではあるが、現実世界の巫女さんは結構 可愛いと納得した記念すべき場所。次は混み過ぎず空き過ぎない時間を狙おう。

初詣から戻って一杯呑んでから寝る。午後3時半起床。

昼、お雑煮。夜、出前ピザ。母上が風邪で寝込んでいるので正月なのに横浜の家での 自炊よりも貧乏臭い食生活であるな。 酒も在庫が無くて麦酒とラム(バカルディブラウン)がちょっとずつ。 すぐ呑み終わってしまったよ。

「メソポタミア殺人事件」、有難う国営放送。今年も名探偵ポワロの新作をやっていた。 いい加減原作が尽きているんじゃと毎回心配になるが、今回の話は製作年が2000年と なっていたのでまだ在庫切れしてないのか、或いは原作テイストを踏襲した脚本家の オリジナルなのか。複数の人物の怪しい行動を見せて、それを最後にポワロが一つの 物語に構成して語る辺りは何時も通りの切れ。殆どの部分は納得の展開なのだが、 警察署長の娘がポワロの事をベルギー人と一発で見抜いたのは伏線でも何でも 無かったのね。ポワロを呼び寄せた某婦人とやらの正体が彼女なのでは?と予想して いたのだが、婦人の方のオチはあまりの事に笑うしかなかった。

「スター・ハンドラー[下]」草上仁著、ソノラマ文庫読了。面白かった。若干だが、 表現がくどい所と、登場人物の言葉遣いが活字では読みづらい部分があるのが気になる が。序盤は読んでいても主人公のミリの性格の悪さというか利己的判りやすさに ついて行けないかなと思ったのだが、話が進んで言って面子が揃うと気にならなく なった。慣れてくると口汚い娘でも可愛く見えるってもんなのね。今回の物語は きちんと決着が着いてはいるのだが、思わせぶりに語りながら謎を残している人物が 配置されている等、続編を意識した作りになっているのは間違い無い。 勿論、続編は歓迎だ。


01 月 02 日 水曜日

曇り後雪。午後3時起床。起きた直後くらいから夕方までの降雪だったが、5cm位 積もっただろうか。そのまま日没になったので溶けないだろう。

確かこの日の朝の夢が初夢って事だった様に思うが違ったかも。もっとも大晦日に 夢を見なければ同じ事だよなぁと思ったり。
で、昨夜見た夢はマトモに物語になっていないのだが、印象的な断片は。

こんな感じ…何だかなぁ。

昨夜、酒の在庫が切れたので雪の中を買い出しに行く。THE GLENLIVET 12年 700ml、 浦霞純米酒1升、各1本。

夕食は握り寿司。晩酌の肴に鶏やら小海老やら烏賊の各種唐揚げ盛り合わせ(俗称 オードブル)が並んだり。麦酒。

深夜は濃い酒をちびちび飲る時間。THE GLENLIVET 12年は良い香りが最初口に拡がり、 後味の個性は割と淡泊。

「白昼の悪魔」、ポワロ新作第2段。舞台となっている離れ小島のリゾートホテルが 興味深い。客は車高がやたら高い車で海を渡っていくのだが実在するのだろうか。 撮影の為にわざわざ作った車には見えなかったのだが。例によって全員犯行の動機が あるのが毎度の事だったが、その表面に見える部分と全然違うオチだったのは意外。 珍しくちょっと強引か?とも思える展開だったが灰色の脳細胞が語ると妙に説得力が ある。推理以外の部分でもラストにもう一つオチが付くのだが、これは傑作だった。 ヘイスティングス大尉は頻繁に投資失敗している気がするが、それでも落ちぶれない のは見事なもんだ。でもポワロと警部はもっと早く教えてやるべきだったのでは。

「R.O.D 第五巻」倉田英之著、集英社スーパーダッシュ文庫読了。看板に偽りありと 言うか表紙が無茶苦茶実態に沿ってないぞぅ。読者サービスって奴なのかな。 オビに今回大活躍のキャラがトレカになって挟まっていると書いてあるのだが、 成程そういう意味ですか。素直な私としては大ショック。 それはそれとして、今まで何を考えているのか良く判らなかったキャラの内面の描写が 厚めだったのが第五巻の収穫と言って良いだろうか。成程ねぇ、そんな事を思ってます か。完全にOVAとは話が整合しなくなった所で、これはもう小説版には どんどんカっ飛ばしてもらうしか無いなと。そんな感じで次に期待。 このペースだとグーテン紙編は完結まであと2巻は最低必要なんでは。


01 月 03 日 木曜日

雪。時々止んだりしつつも終日降っていた。午後3時起床。

読書したり雑記を含めてWWWページの構成の見直しについて考えてみたり。

夕食は豚カツ、韮の味噌汁、韮のお浸し。

晩酌は浦霞純米酒、肴無し。浦霞純米酒は純米酒でありながら純米吟醸クラスの味で 非常にお得。良く居酒屋メニューにも顔を出しているので、それなりに名も通っている と思う。有名になると味がガタ落ちするのが日本酒の世界では良くある事なのだが、 浦霞においてははそんな事にならない様に祈りたい。

自室に引っ込んだ後は今宵もTHE GLENLIVET 12年をちびちび飲っている訳だが、 ここ数年に渡り冬の帰省の際に雪が降る事を願い続けていた理由の一つをすっかり 忘れていて、寝る直前に思い出した。ウィスキーに雪を浮かべて呑みたかったのだった。 就寝前の最後の一杯に積もり立てほやほやの雪を浮かべてグっと飲る。

「日曜日には鼠を殺せ」山田正紀著、祥伝社文庫読了。アクション映画の様にスピーディ な構成で一気に読み終えた。要約すれば政治犯が人殺しの罠の中を逃げ延びて脱獄する という話なのだが、序盤(というか最初)の罠の描写が詳細な割には第2、第3と進む につれてサラっと流れてしまいバランスが悪い気がした。ガンガン書いていたら予定 原稿枚数が尽きて来たので削った…というのは勘繰り過ぎだろうか。オチは個人的に 非常に好みの系統だったので映像化して見てみたい気がする。小道具の雰囲気からする とB級アクションなのだが、良い意味でのB級になると思う。


01 月 04 日 金曜日

晴。シュガーに代わってソルト大活躍って感じ。午後4時起床。

庭を散歩して先日朝日新聞に出ていた日本の柊(葉が対生)と西洋の柊(葉が互生)の 違いを直接目で確かめる。やはり本物の観察に勝る物は無い。

今日は何にも生産的な事はしない。ひたすらネットダイブして過ごす。

夕食というか晩酌は湯豆腐。親父殿と二人で浦霞純米酒1升瓶をほぼ空ける(コップ 1杯分くらい残ったか)。

「はじめてのおつかい」という番組を見ていて、私の場合のそれはキリギリスを 買いに行った事だと教えられる。自分の好きな物を買いに行くのが"おつかい"なのか は甚だ疑問ではあるが、あの当時鳴く虫を軒先に吊すという行為は必ずしも子供の 為の物では無かったので実際に買ってくる様に頼まれたのかも知れない。

玄関先に冬越しの為に避難していた金柑の実を1個摘み食い。皮は甘く中が酸っぱい という一般的な柑橘とは逆のところが面白い。

夜中はまたしてもウヰスキー・オン・ザ・雪。THE GLENLIVET 12年は流石に1本は 空かないが。雪という気象現象はとても好きなのだが、同じ雪でも横浜ではこういう 事は出来ないんだよな。都会に降る雪は埃臭くて飲み物には入れられない。 それにしても計量カップ(500ml)にテンコ盛りにした雪がまるで溶けない室内って のはどうなんだろう。

しかし夜中とは言え、何度も停電(瞬断だが)するのはダサ過ぎ。僕とTVは全然影響 無いが、古いNECのビデオデッキは記憶喪失になって時計が点滅している。明日には 横浜に帰るので今更直さないけど。

今更ながらに 黄泉ネット の4コマ漫画は面白いなとしみじみ思う。桃子先輩はやっぱし最高。


01 月 05 日 土曜日

小雪。積もる程では無かったのでシュガーは途中で仕事に飽きたらしい。午後3時起床。

うだうだしつつ夕食(日本カレー)を食ってから横浜へ帰る。なすの262号は追い越され 待ちのやまびこ号の遅れの所為で10数分の遅れで東京着。

自宅最寄り駅に降り立った際、年末の新聞折り込み広告に出ていた新しい酒屋に寄って みようかと回り道。深夜零時まで開いているという事だったので、当然そんな店なら 新年休みも終わっているだろうと思ったのだが結局店自体がコード404。 コンビニに寄って残りの休みを乗り切る為の食料を調達して帰宅。

届いていた年賀状をつらつら眺めると、出していない所から来た年賀状が2通あり焦る。 早速こんな事態の為に決まり文句だけを書いてある予備の葉書を出して、宛先と夫々に 向けた短信を書き加えて切手貼って下界に降りて投函。今夜出したところで実際に 集配されるのは月曜日だろうが、まぁ気持ちの問題って事で。まだポストに年賀状 専用投函口があったので微妙に安心してしまった。

帰省していた間の事を思い出すに、母親が親戚の家で今月産まれる予定の猫を貰おう かなと言っていた事が印象深い。新しい家族を迎える事で死んだ猫の事を少しでも 過去の事と思える様になれば良いと思うので賛成だと言っておいた。今一つ食生活が 貧しい今年の正月であったが、読書が何時に無く捗ったのは収穫と言って良いだろう。

晩酌。残っていた宝寿しぼりたて蔵生原酒。肴はコンビニで買ってきた烏賊刺身。

「カスミン」、深い霧に出合ったときに感じる非日常に対する不安と根拠の無い期待感。 そんな雰囲気が非常に上手く表現されていると感じた。作品の出来に深く関わる面子に 実際霧の中を彷徨い歩いた人が少なからず混ざっているのだろうなぁと想像する。 霞という単語からイメージする温かく良い香りがしそうな感じと、霧という代物から 受ける湿った暗い感じの対比がそれぞれの陣営の連中の人柄とも良く合っているし。 A級戦犯の帽子男は逃げてしまったが、霞家の敷居が高いというのはカスミンの事を 間違って密告した件以外に何かやましいところがあるような感じがしたが。
「ガイスターズ」、新OPになっていた。一言突っ込むならばピーラの胸が大きすぎ。 本編ではマリィがますます人間臭くなって来た。最後まで手玉に取り続ける事も出来た はずなのに自ら合成人間である事を明かすとはね。ここで引っ込んだら男じゃないぞ。 そしてシオル側では久しぶりのシリコンモンスターの大暴れ。巨大な化け物がちゃんと 巨大に見えるという意味でこのCG合成は高く評価したいと思う。所謂イヤボムの類で モンスターを倒したピーラであるが、聖地を救った恩人に対して一般大衆のあの眼差し は失礼だろう。事情を知らない子供達はいざ知らず、大人達は元々タダ者では無いと 判っていたはずなのに。その事が動揺させたのか、ディーンの事を直接兄さんと呼んだ のは初めてだな。今一つ鈍いディーンには果たしてどう伝わったやら。 全能獣ってのがピーラの親父とみて間違い無いのだろうが、それがOP/EDでチラっと 出る悪魔っぽいシルエットの奴なのかなぁ。もしアレがピーラの正体でも萌え心には 一点の曇り無し!


01 月 06 日 日曜日

晴。正午起床。

真冬でも日向で庭仕事をしていると少々汗ばむ。風が無い事も幸いなのだろう。

帰省中の汚れ物を洗濯して帰省の後始末を完了。 ジャンクフードの昼食を摂りつつ留守中の新聞をざっと眺める。 意外な人物のインタビュー記事が載っていてガビーんって感じ。 その後昼寝に突入し、午後6時半起床。

晩酌は合鴨鍋。那須ワイン2001年新酒。糖度が低く口当たりはややキツいが、その分 香りがより強調される。

ここ より、えぇっ! ナマ井端珠里ちゃんってこんなに可愛いんですか。声優さんに対する認識を改める 必要がありそう(おぃコラ)…と思ったけど御当人(か、背後に居る誰か)は微妙に 声優稼業は大きな声で言いたく無いみたいだな…しゅん。

「009」、傷付いても歩き続けなければならない。名も無いロボットの存在がサイボーグ 戦士達自身の暗喩なのだろうな。コミカルな前半としんみり後半の対比も良い。
「こち亀」、あの親父が麗子に内証でボディガードを付けないとは考えにくく、誘拐 された時点で胡散臭いと思ったよ。目的が何であれ、両津が最後に命懸けで働いた事は 事実なのだから旨い飯くらいは食わせてやっても良いのでは無いかなぁ。
「ONE PIECE」、確かにエースは良い奴だし、珍しく真面目に強い。ルフィの周りには 中々本気にならない連中ばかり揃っているのでエースの様に必要な時にスパっと実力を 出すタイプは余計に強く見えるのだが。エースに仲間の事を聞かれて名前を出さないのが 如何にもルフィらしい。ゾロ辺りは名前だけでも何者かエースにはすぐ判りそうだが、 ルフィには名前は大した意味は無いのだろう。スモーカーのおっさんは見る目があるね。 纔かな情報から一気に事の本質に迫りつつある。やはり彼等はアラバスタ編の重要な 鍵になりそうだ。たしぎちゃんが一瞬しか出なくてガっくし…
「GALS!」、入れ替わった時に相手の立場を楽しもうとかは考えずにすぐ元に戻る事を 考えるのは普段の自分に満足しているからって事か。永久りん相変わらず謎の 人ですな。麗が珍しくギャグキャラっぽく見えるのは非常に結構。いつもスカしている ので、たまには落としてやれって感じ。
「ARMS」、回想シーンでの使い回しが長かったよぅ。隼人が何を掴んでどう強くなったの か、その具体的な表現が欠けていて敵を倒せた事への説得力が低いと思う。それと雑魚 以下扱いの連中は一撃で肉片になっているのに、レギュラキャラは顔が腫れるだけって のもやはりリアリティに欠けるのでは無かろうか。話自体は大枠ではあんまり進んで いないが、隼人と恵がくっつく前振りか?という気がしないでも無い。


01 月 07 日 月曜日

曇り。この休暇中で一番ぐっすり寝た気がする。午後4時起床。

晩酌は湯豆腐。去年の暮れに買った豆腐で22日と31日に消費期限が切れていたが、 特に味は変わらない様だ。サントリー膳オンザロック。

今期からのビデオ予約録画体制の決定と予約プログラムの割り振り。今月下旬スタート の分を取りあえず考えない事にすると実質は視聴対象が減る為に割とあっさりと 悩まずに新体制が決まる。正月対策で消去してあった予約を4件程復活させるだけ だった。減る枠の分は年末に既に消してあるし。

「ベイブレード2002」、別に見る気は無かったのだけど「リン」が始まるまでのつもり でTVを点けていて何となく。話の方はどうでも良いんだが、前作の決定的な問題で あったレギュラに女の子が居ない欠点は改善しそうな雲行き。それにしても口うるさい クラスメートの娘(名前はヒロミちゃんでいいのかな)が主人公の小僧の掃除を机に 座って眺めているシーンでスカートの奥に白い逆三角形が見えているのはやっぱし サービスって奴かねぇ。おまけに同じカットが三回も繰り返し出るのだがら彩色ミス でも無いだろう。色気ゼロの前作に対する反省が感じられるのは良い。ま、テレ東枠 なのでこれっきりという可能性大だが。
「Dr.リンにきいてみて」、アズサちゃん今回もひたすら可哀想。明鈴を倒しても意味が 無いって事とそもそも倒せないはずだと二重に大事な事を教えてもらえなかった訳で、 ショックだっただろうな。彼女に幸せが訪れるのは何時の事か。着物姿も闇の巫女の 格好もとってもエエのに男運だけは無いアズサちゃんに萌え。
「コナン お年玉スペシャル」、作画に力が入っているが服装が夏服なのが気になる。 正月の為にチカラ入れたのでは無くて作り置き在庫って事かいな。女の子が薄着なのは 歓迎するけれど季節感というか風情というか…まぁいいか別に。蘭姉ちゃんと和葉ちゃん のノロけシーンがほのぼの良い感じだった。そういえば2時間スペシャルって大阪ネタ が多いような気がするな。服部親父渋い。


01 月 08 日 火曜日

曇り後晴。ちょっと春先を思わせる生温い強風が吹いていた。

朝、ある時間の電車に乗ると自宅最寄り駅で同じ中学生(多分)の女の子と頻繁に 一緒になる。今朝2週間ぶりくらいにその娘を見かけてちょっと新鮮な気分に。 ワインレッドのベレー帽と眼鏡が良く似合ってるので何となく憶えてしまった娘だが、 よく考えてみると帽子と眼鏡という記号だけしか記憶になくて顔立ちはサッパリ 思い出せなかったり。

個人的仕事初め。大親分から来た面倒な作業の工数見積とか社内ネットワーク更改に 向けた次期防火壁マシンの設定の詰めとか色々。sendmail.cfは既に過去の物となった CFで作るが、最近の新機能を使う必要がとりあえず無いので気にしない。DNSはBINDの バージョン8に対応すべくnamed.confを全面的に書き直し。ゾーンファイルや逆引き ファイルの書式が変更されていないのが救いではある。後はPPPoEとNATだな。

昼休みに郵便局へ行って蘭友会の年会費 振替と「世界の野性蘭」第2巻の斡旋申込みを 行う。斡旋の方も代金が前払か後払いかが会報に出ていなかったので前払と判断して 振替送金。財布が一気に軽くなってしまった。

帰り際に同僚Y、同僚Tと雑談していて例によって予定より遅くなってしまう。

夕食は天ぷら蕎麦。蕎麦は日本酒が合うねぇ。酔心本醸造。

某氏から電波が届いていたが用件は昨日別種の電波で解決済だったり。

「FFU」、長い休みを挾んだ所為か世界観に言及する台詞が多かった。抵抗組織の お姉さんやシド再登場。ついでにアイもまた新コスチュームになったが、どうせなら 着替えシーンも描いて欲しいところ。大所帯の旅になったが、この賑やかさが何時まで 続きますか。シドの潜水艇浮上シーンは「青の6号」ばりの迫力ある映像。ノウハウが 活きてますな。水面にぷかぷか浮かんでの"くっくるゅぅ"は中々可愛いぞ。更に新EDで は本編でまず寝ない女であるリサお姉さんのうたた寝が見られるのはお得かも。


01 月 09 日 水曜日

晴。今日もやや強い南風。

表稼業。次期防火壁マシンのOSをFreeBSD 4.4Rへバージョンアップしてハマる。 インストーラのアップグレードメニューに任せたところバイナリしか更新されないのね。 仕方なくブート後にCDROMからssys.aa以下のファイルを読み出して展開。ところが その状態で今まで使っていたカーネルコンフィグによるカーネル再構成がコンパイル エラーになってしまう現象発生。GENERICだと問題無いので指定しているオプションの 何れかの指定方法でも変わったのかと思ったが色々弄った結果、以前は/usr/src/sys以下 にあったヘッダファイルの幾つかが/usr/include配下に移った為に2重定義に なっていた事が判明(しかも内容が変わってるし)。/usr/src/sys以下を全部消して から再展開して問題解決。教訓:古いファイルは消す事。
さてこれで万事おっけーとはならず、何故かLAN経由で外部と繋がらない。そればかりか 自分(localhost)にping打っても返事が無い。この時のエラーがNo route to hostで あった事が後から考えれば重要な情報だったのだがサッパリ訳判らず。これまた暫く 悩んでFreeBSDが備えている2種類の防火壁機能が両方活きている事を思い出す。 カーネルコンフィグを色々試している過程で以前は活かしていなかったIPFilterの方も 同時に機能していたのだが、コレのデフォルト設定が"パケットは総て棄て"だった。 むぅ〜ん。コンフィグから関連する3項目をコメントアウトしてカーネル再構築。 今度こそOSバージョンアップ前の状態に戻った。カーネルコンパイル1回で1時間程 かかる(非力なマシンの余生だから)ので、これで丸一日潰れてしまった。

今期我家のビデオ運用体制は仮決定済な訳であるが今月下旬スタート見込分を加える とちょっとギリギリ。これでは咄嗟に何か追加で予約しようとした場合に支障が出るし、 纔かな投資で解決するなら設備投資してしまえという気分にもならないではない。 そこで安物のビデオデッキの1台も入れてみるかと物色してみる。条件は。

  1. 今一番困っているのはBS絡みなので当然BS内蔵形。
  2. メディアはS-VHS。8mmはそもそもマトモなデッキが無いし、ビデオデッキでソニーに 金を落とすのも今後止めにしたい。DVは論外、DVD系は見送り決定済なので除外。
  3. 予算5万円以下。
と、こんな感じ。で候補に引っかかったのがこの辺。
日立7B-BS720
三菱HV-BX200
東芝A-SB100
ビクターHR-VT500
若干の情報収集の結果、東芝の機種は評判が芳しく無い感じなので止め。ビクターは WEBデザインが個人的苛々の逆鱗に触れたので退場。という事で日立か三菱の線で実機 を探して見る事に。ちなみに日立はネットでは可否どちらの噂も無く、三菱はネットを 探れば探る程に良いのか悪いのか判らない(好評悪評両方ごっそり)なので情報収集は 止めた。心情的には過去のビデオデッキ遍歴が日立日立パナソニックソニーソニーソニー ソニーソニーなので三菱を試して見たいという感じではあるのだが。

帰宅時に自宅近所を歩いてみたが、我家の御用達家電量販店であるALIC日進は 昨年の懸念の通りつまらん小物ショップ (女学生だらけの店)になっており、トポスと西友は家電コーナーが貧弱過ぎて話に ならなかった。AV関連に関しては地元経済への貢献は今後無理くさいな。

夕食はカップ麺で済ます。鱸の刺身で軽く晩酌してみたり。酔心本醸造ちょっと。 鱸は天然物と書いてあったのだが残念ながらハズレ。微かだがヘドロの臭いがするので あまり綺麗でない湾内での水揚げみたい。デカい骨も残っていたしで更に残念度上昇。

「シャーマンキング」、以前からチラチラ出ていた口だけ女シャーマンズが知らぬ間に 5人組になっている。しかも眼鏡っ娘がいるよぅ。という事は今回出てきたアブナイ 性格の奴が主人公チームに混ざって5人組になるって事なのかなと思ったが一筋縄では 行きそうに無いな。とりあえずリゼルグ(だったか)はOPにも出てないのでレギュラ化 するかは微妙か。彼の持ち霊が薄着の妖精娘ちゃんなのでレギュラ化してくれると、 華があって良いのだけど。
「テニスの王子様」、無様と言ってよかろう。それにしても前々回から出ている髪止め 4個の娘は何処の学校なのだろうな。女子部の方にスポットが全然当らないシリーズ なので桜乃ちゃん以下と同じく外野でしか無いのがちょっと残念。サル以下の野郎 キャラは削除して良いので外野は女の子だけにしてください。
「ヒカルの碁」、難しい選択だな。アキラの願いを素直に叶えるべきか、その熱意に 熱意で応えるべきか。結論は次回持ち越しだが、先送りされたまどろっこしさ等は 感じなかった。それだけヒカルの悩みがリアルに感じられたって事だろう。今更気付いた が本作の学校の名前って全部サカナネタなのね。口煩いアキラの所の先輩女の作画は 崩れないのに我らがあかりちゃんの後ろ姿が崩れたのはどういう訳か釈明を求めたい。


01 月 10 日 木曜日

晴。今日は寒く感じた。

表稼業で弄っている次期防火壁マシン。今日はDHCPサーバの導入とNTPサーバの設定、 さらにPPPoEの為のppp.confの設定等。これで準備は大体終わったはず。事前テストの 方法を考えなければ。

帰り。勤務先最寄り駅前の家電量販店を覗いてみるが、PCやデジカメ、携帯電話等の デジタル小物中心でビデオデッキの品揃えは貧弱だった。そこで川崎にて途中下車し ヨドバシカメラへ。日立の7B-BS720は在庫切れ中だったが三菱HV-BX200は在庫有り。 買ってしまうかどうしようか考えていると近くでデモテープの再生を仕掛けていた 店員が話しかけてきて、もうそろそろVHSも枯れた技術で新製品を出さなくなるメーカが 増えるだろうとか最後に残るのはビクターだろうとかS-VHS+BSチューナの機種なら 3〜4万円台の物は十二分に高性能だとか…いや、そういう事は調査済なんだけどね。 適当に頷いていたら他の客の話相手になりに去ってしまった。あと5分後で話しかけて 欲しかったな。他のコーナーをぶらぶらしてから結局買う事にして店員を探したら 他の店員が舞台裏から出てきたので相手してもらう。今どきの機種ならBSと地上波の アンテナ入力が統合されてても良いんでは?という事を聞くつもりだったのだが、 BSと地上波の分波器が要るのかな?と聞いたのが間違いの元で今度は分波器のレクチャ 開始、そのままビデオデッキ初心者の振りをして最後まで聞く。ビデオデッキと お勧めの分波器を買うという話がまとまった時点で既に買うつもりで手にしていた 4CのF接栓パーツも一緒に渡す。こんなのビデオ初心者は買わんパーツのはずだが、 彼はどう思っただろうかとちょっと興味が…どうでもいいか。そんな感じでHV-BX200を 購入。税抜き39800円也。

帰宅して早速セッティングと思ったら既存ビデオが夕方の仕事を始めてしまい、 ケーブルの抜き挿しなど危なくて出来ない状態に。そこでちまちまと同軸ケーブルの 加工とかビデオ/音声ケーブルの準備とか。で、夕方枠の録画が終わったので作業着手。 最近、完全に新規にビデオデッキを設置していなくて置き換えばかりであった為に ラックの裏にケーブルを通すのに苦労する。置き換えなら電源以外はケーブルの差し換え だけなのだが、新規であるとビデオ/音声が入と出で7本(コンポジット、S、音声LRで8本になるべきだがSケーブルの在庫切れ)を通す必要があるんだよな。針金に紐を 結わえてラックの正面側から奥のケーブル穴に手を突っ込んでゴソゴソ。5分くらい 格闘して紐が通ったら、この紐にケーブルを括り付けて一気に引っ張る感じ。同じ理屈 で電源ケーブルも通そうとしたがこちらは距離が長くてラックからLDやら8mmテープやら を大量に出し入れし、結果格闘は30分近くに。置き換えの時は既存のデッキの電源 ケーブルに紐を結わえて引き抜き、新デッキのケーブルを引っ張り戻すから一瞬で済む 作業なのに。
アンテナ入力に関しては期待を裏切られたが、BSデコーダに関しては以前夢想した 通りに進化していて感動する。WOWOWデコーダ専用のAV入力端子があって、これに繋ぐと 予約等の操作上はデコーダ内蔵ビデオの様に振る舞ってくれるのだった。 う〜ん、満足。噂の"敏感過ぎて電源ラインのノイズを拾ってしまうチューナ"も特に 問題は無い様だ。もっとも我家のAVラックの電源ボックスはコンセント3個毎に 独立したラインフィルタが入っているからノイズなんか 乗ってもらっては投資の意味無し。
ざっとしか使ってないし、取説も読んでいる途中だが予約プログラムの一時休止機能は 長年欲しいなぁと思っていたので嬉しい。長期留守にする時とかにアレは録画したいが コレは止めたい、途中でテープ交換出来ないからコレは消しておこう…という様な時に 便利そう。消すと再予約するとき面倒だったから。
今後、BS関連予約録画プログラムは徐々にこっちへ移していこう。全部で16も予約 出来るから8mmデッキが1台くらい突然死しても大丈夫だな。

社会保険庁なんてトコから封書が来ていて用件は"年金制度を一本化している作業中デス 。だけど兄チャマの年金加入履歴がチェキし切れたか自信ないデス。コレで合って マスか?"って事らしい。何じゃそりゃ、と思いつつも更に説明を読んでみる。 現在統一番号で管理されている年金番号は1件しか無く、これは今の勤務先の物。これ 以外には以前の勤務先の奴があるのだが、ソレは「今回の調査対象では無い」って条件 に合致している様である。ならば年金一本化対象に関して「漏れ無し」という項目を チェキして返信葉書の送付で終り…かと思いきや ソレは私の退職後に厚生年金に統合されたという1文があったりする。統合前の分の データは引き継いで無いのかと疑問。引き継ぐべきなのに引き継いで無いなら「漏れ」 だし、引き継ぐべきで無いなら「漏れ無し」だが良く判らん。 そこでソレの年金(元)加入者番号を葉書に書いて送り返す事にした。「漏れ」なら 適当に処理されるだろうし、「漏れ無し」なら単に不要な情報だったって事になる はずだ。統合前のデータがどうあるべきかなんてのは完全に社会保険庁の仕事だろう から職務遂行を期待したい。

私は生来の反体制派らしくて、どんなに丁重な文面でも国家機関から何か言って来ると 「何おうぅ!」と喧嘩腰になってしまうのだが内容を脳内で萌えキャラ言葉に置換する と心が和む事を発見する。安上がりな奴だ。

そんなこんな事していたら平日なのに就寝時間が深夜アニメ開始時間になってしまい。