11月下旬


11 月 11 日 木曜日

曇り後雨。

表稼業ε。若干の割り込みがあったものの、比較的穏やかな気分で手持ちの作業を 進める事が出来た。出張から戻った司令に土産話を聞いてみたり。浮上式リニアは 恐いらしい。定時+αで撤退。

夕食。肉まん2個。

「グレネーダー」旅館遊廓と 言うよりは構造は城砦だよなぁ。琉朱菜以外にも“天子様の教え”とやらを自分なりに 解釈して実践している者が居るという事は、やはり昔と今では天子様は別人っぽい。 遊廓に来て“楽しそう”とはナイスだ琉朱菜。アニメで赤いパンツなんて珍しい。 オイラ女みかんたん微萌え。

「予知夢」東野圭吾著、文春文庫読了。 一昨年に読んだ『探偵ガリレオ』シリーズの 第2集。当時もっと読みたいなぁなどと書いているが、ちゃんと続きが出てました。 買ってから読み始めるまで間が開いてしまったが読み出したらあっと言う間に 読了と。まぁそういう訳で今回も楽しませてもらいました。基本的には超常現象を 科学的に読み解く過程で事件の真相が見えてくるという形式のミステリなのだが、 パターン化したとは感じさせないところが素晴らしい。全5編のエピソードはどれも 面白いのだが、第5章の『予知る』(しる)が個人的にツボだった。 こういうヒネり方は大好き。解説によれば今度は長編が書かれた(昨年の話になるので 完結しているかもしれない)そうなので、文庫になる日をまたまた楽しみに待ちたい。


11 月 12 日 金曜日

小雨後曇り。

表稼業ε。別部隊との折衝と会議で一日が終わる。定時++αで撤退。

夕食。カップ麺(カップヌードル・チリトマト大)。

先日買った先代僕用バッテリーが到着。予想以上に パッケージが怪しい。シリアル番号等は無しでスペックのみのシールが本体と パッケージの両方に貼ってある。Made in China のシールがこれまた安っぽい 紙シールで簡単に剥がれてしまいそうなのも怪しさ大爆発。コレ、アキバ辺りの店頭で 見たなら買うのを躊躇しそうだなぁ。まぁ、ちゃんと使えるなら見かけなんて どうでも良い事ではあるが。試すのは早くて月曜になるが、ちゃんと充電出来るのかな。

寝る。午前零時再起動。

晩酌。高清水 本醸造生貯蔵酒。香りは弱めでちょっと全体的に薄味。ベタベタしない のは良い。 肴、マコガレイの刺身。

「MONSTER」、遂にヨハンに辿り着いたかテンマ。 流石は心理学の先生達、テンマの目的に気付きつつある様子。目覚めたと思わせて、 やっぱり自分の考えに固執するルンゲ。ギーレンはルンゲの性格は正しく見極めたが、 演技は見抜けなかったらしい。ここで物語に決着が付くとは思えないが、それ以外の 点では全く先が読めず続きがとにかく気になる展開だ。
「tactics」、そうか、午後九時ってのは昔は深夜だった のね。幽霊電車じゃ無くて妖怪電車、物理的な実体がありそうってのが違いなのかな。 結果的には“お迎え”を導いてしまったすずちゃん、それはそれで当事者の意思に沿った 事なのかも知れないがもうちょっと強いショックを受けて欲しい気がしないでも無い。 或は勘太郎に金米糖をくれたのが微妙に凹んだ女心なのかな。勘太郎が古い世代、 つまり親族の許に現れる幽霊は十中八九は一緒に連れていく為に来ているという古典 怪談の延長にある解釈をしている半面で、すずちゃんは比較的最近或は西洋的な解釈= 親族の霊は生者を励ましているという考えに沿っているという見方も出来るかな。 そしてオチは和風なのでありましたとさ。本作、ありがちなハッピーエンドとは 少し外した結末になる事が多いのは結構良いと思う。
「巌窟王」、ユージェニーの父上は成金男爵ですか。 伯爵が彼に近づいた理由は何なのだろう。わざわざ買った馬を改造して返した事から して、単に扱い安い銀行家として目を付けただけとは思えないのだが。ミシェルは 伯爵の秘密を暴けるのだろうか。伯爵が人形と称したエデの激しい反応、あれは彼女も 背後にある事情に深く関わっている証と見える。アルベールの“一緒に家を出よう”は ユージェニーの心にかなり響いたらしい。べたべたする訳でも無いのに、一瞬の 視線の向け方がとても良い雰囲気を出してました。
「げんしけん」、“まだ入ったばかりなのにぃ…”の 唇尖らせた加奈子ちゃん可愛いなぁ。大嫌いなはずの現視研の為にムキになる咲ちゃん も良。現視研存続の為に会長が咲ちゃんに授けた秘策…すげぇ〜汚い手だけどナイス 過ぎ。その所為で北川のヘナヘナ可愛い面が見られた訳だし。しかし会長、侮れない …というか恐過ぎ。そしてエピローグは嫌ん爆笑。“だってアンタらオタクでしょ?” と咲ちゃんに罵られるのが何となく嬉しい今日この頃も踏まえて、本作は自虐的要素が 心地好いんだよなぁ困った事に。ところで、次回予告の斑目の台詞がオタ臭いと判る 時点でオタだと気付いているかい?>咲ちゃん
「魔法少女リリカルなのは」、三人の想いとその関係は キャラの設定年令をあと10歳上げても成立するくらい濃い雰囲気。そんな彼女達の 擦れ違いやら惑いを、あっさり解決したりせずに残す構成は良。フェイトの背中の 酷い傷は、何があったのだろうかと物凄く気になる。漠然とだが、“母さん”とやらは もう現実には待って居ないんでは無いかと思ったり。
「ToHeart Remember my memories」、神戸ネタで現実の 出来事を絡めて来ると時間軸が現在と一致している印象を受けると同時に、下手に 扱うと軽率な印象を与えてしまうのでは無いかと危惧してしまう。とりあえず、本作の 扱い方に問題があるとは感じなかったが、その点に関しては当事者では無いので 鈍感になっている部分があるかも。そういう意味でも、個人的にはリアルワールドでの 事件をあまり作中に取り込んで欲しくは無いなぁという思いはある。乗り物酔いする マルチ…可愛いんだけど微妙にバグの臭いが。旅先で委員長にバッタリという展開は まぁ出来過ぎだが大目にみよう。ただし画像認識技術という意味でも物語のメリハリ という意味でも、マルチだけは眼鏡オフ委員長の正体に即座に気付くという展開の方が 良かったんじゃないかなぁと思わないではない。旧作ではシリーズ終盤に微かに やっと表明された、あかりちゃんの想いが意外&唐突にハッキリ台詞として 出て来たのが吃驚だ。この辺りに関しては主題にしつつ、最後にきちんとしたオチを 付けるつもりがあるという事なのかな。髪を下ろして眼鏡オフな委員長、それは 反則ですよ。チョップ萌え。


11 月 13 日 土曜日

曇り。午後4時起床。

部屋中に蟹が居る。部屋の隅を見ると小さな影が動いているし、じっと寝ていると 顔を覆うくらい大きい奴が身体の上に乗って来る。ちょっと手を伸ばすと挟んで来る 始末。何でこんなに蟹が居るんだ。豆粒みたいに小さい奴もちょろちょろしている 一方で、やたらにデカい奴も居るし。ふと押入を開けてみると大きな鳥籠が入っていて 蟹が自分で入り口を開けて出入りしていた。そういえば昔、同居人がヤシガニを 飼っていたのだった。良く見れば蟹どもは足の数が蟹では無くヤドカリ属の足の数だ。 まぁそんな事はどうでも良い、勝手に殖えた連中ではあるがコレを食えば食費が 少し浮くだろう。さっきから掌を掴んでいる奴を沸騰した湯に叩き込んでやった。 赤く茹で上がって旨そうだ。
という夢を見た。最近、蟹食って無いからな。

庭仕事。第1温室にガラスを嵌め、ヒーターの試運転をして暖房準備。実際の暖房 開始は少し先に。プテロスティリス2種(オフィオグロッサ、ロンギペタラ)開花中。 今年はプテロ全種が一斉に芽吹くという不思議な事態になっている。通常は種に よって10月〜12月迄の間にだらだらと葉を広げるのだが、今年は10月下旬に 全部葉が開き始めていた。猛暑の後でカクっと気温が下がった時季が有った為、 秋が来た事が判りやすかった所為かもしれない。

光希桃AnimeStationさんから 例のアンケートの集計完了のお知らせが届いたので引用してみたりする。

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書斎 様

取り扱い作品数:31本 ( 205サイト中 24 位 )
感想数:29.20本 ( 12 位 )
レア指数:1.36 ( 98 位 )
チェッカー率:77.8% ( 187サイト中 55 位 )
新番見切り率:32.1% ( 75 位 )
平均評価点:3.06 ( 197サイト中 145 位 )
平均評価点(見切りマイナス換算):2.61 ( 150 位 )
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死ぬ程見ているつもりなのだが上には上が沢山って感じですな。 お疲れ様です>光希桃さん。

寝る。午後9時半再起動。

晩酌。高清水 辛口生貯。確かに辛口、それでいて最初に口に含んだ時には甘めの 香りが拡がった。 肴、湯豆腐。

「今日からマ王」、目からビームは全然優雅じゃ無いと 思うぞ。やっぱり村田は有利の事情を全て察している様な雰囲気。ヴォルフラムを 御忍びの旅に誘ってくれる軽装私服ギーゼラたん萌え。
「ガンダム S DESTINY」、個人的な知り合いだろうとは 思ったが、議長と艦長がイイ仲とはちょっと吃驚。夕方の放送枠なのにああいう絵を 出してしまう辺りは流石TBS枠ガンダムだ。確かに軽率な発言ではあるが、敵が自然災害 で滅ぶのは面倒が無くなって良いってのは口にはせずとも思う人間は少なくない事 なのでは無いか。あくまでも事故ならば、だけど。イザーク、顔の傷を消したのは 最早個人的な怨みで軍に居る訳では無い証なんだろう。馬鹿にするな…本来の名で 出撃するアスラン、遂に大人しく随行員やってる我慢限度を越えた様で。
「ぴちぴちピッチ ピュア」、るちあ達の正体を知って 戦意が揺らぐミミという展開は割りと好きな系統の話なのだが…今まで気付いて 無かったのかよっ!とか、そんなにあの一夜が楽しかったのか、とか突っ込み所が 多いかな。もうちょっと事前に蒔くべき伏線を張った上でのネタなら良かったのに。 BBSの歌が長いなぁ、と思ったらそうなりますか。急にスポットが当るキャラは 退場ってのはお約束ですな。主役カップルが元の鞘に戻った所為でドン底状態の みかる、次回大暴れしてくれそうで楽しみってのは酷いか。
「ケロロ軍曹」、楽ちんには作れないアニメ。出来が 素人丸出しでも、作った当人達には感動モノというのは何となく判る。作品を作者が 客観的に見るというのは難しいという事でもあるかな。
「うた∽かた」、舞夏ちゃんの胸の谷間〜。何年かに一度 見かける症状…偶然の事なのか舞夏ちゃんみたいな立場の者が度々来ているという意味 なのかお隣りさんの仕込みなのかと色々と想像をかき立てる医者の台詞だなぁと。 一夏ちゃんの光る目はジンの目を通して色々なものを見た影響だろうか。そして見る 以外の力を初めて使った一夏ちゃん、使われていなかった力の目覚めがこういう形で 出てくるというのは不幸というか可哀想だなぁ。直接干渉しない代わりに何だか酷い 方向に落とされている様な。EDイラストじゃ無くて立体ってのは意表を突いて くれます。
「神無月の巫女」、千歌音ちゃんに近づく二の首。正体を 明かさずに懐柔する事も出来ただろうに、そうしなかったのは千歌音ちゃんの隠された 想いを揺り動かす為には他の部分に関しては真実が必要だという判断か。それにしても 千歌音ちゃんを脱がすミヤコ…台詞回しも含めてエロ過ぎ〜。積極的過ぎる姫子に幻影 と気付く千歌音ちゃんという展開は、まぁお約束なのだがその後の行動を見ると自分の 望みに対して開き直ったという感じがしないでも無いか。そして千歌音ちゃん、何を 決めたというのだろうか。兄貴、百合エロ、透けブラ好き、マンガ家、にゃーの、 69位、弟君…今更だけど一人首が足らんね。千歌音ちゃんには月の巫女という属性が あるので首と二役とは思いづらいのだが、他に誰か怪しい者は居たかな。
「ダブルウィッシュ」、不思議っ娘な智たんならヒトデを 素敵と言ったくらいでは当然という感じがして驚かんなぁ。せめてラストの バーベキューで焼いて食っているくらいの事をして見せて欲しいぞ。ローアングルの エロさからして泉奈ちゃんの方が主ヒロインなんだろうな、やっぱり。自分の望みを 素直に言葉にする春陽、本音は同じなのに兄貴の前では相手の身体を気遣う言葉を 言ってしまう泉奈と、ダブル妹の心情表現の違いが興味深い。この場合、どちらが 良いとも言えない部分ではあるが。彩夏たんの“ほぇ?”萌え。
「φなる・あぷろーち」、違っぅ〜こんなの違うぞ、 西守歌が無茶苦茶可愛く見えるなんて変だ。でも実際は乗らない迎えの車をダシにして 傘を譲ったりして、涼の見ていない所で見せる優しさは彼女の本当の部分なんだろう。 それが涼に通じたのだと、ここは素直に思いたいところだ。ラストの黒服達が実に イイ味。とはいえ、腹黒だけど可愛いという線で押し通さずに普通の健気な女の子に なってしまった様に見えるのは微妙に反則な気がするが。
「蒼穹のファフナー」、干物屋に豆腐屋と移住した元 人類軍連中に割り当てられる職業が実にナイス。“家のご飯誰が作るの?”って、 姉の駆け落ちをそういう視点で見る真矢ちゃんもナイス2だ。翔子たんの服を着る カノン、何か色んな気持ちが湧き起こる絵だ。可愛いと思う部分と、翔子たんの服を 他の者が着ている事への複雑な思いと。今回も撮影者=傍観者になってしまった 真矢ちゃん、しかし遂に彼女が傍観者であった理由が明らかになって大吃驚。言われて みれば実に納得出来る理由であるが故に、余計に驚いたというかヤられた〜という感じ というか。“はい次の被告”…爆笑。そもそも余所者が告発している時点で負け確定 だろうが、島の神が被告側に着いたのは決定的ですな。ところで、これで乙姫ちゃんが 島のコアだと全員に知られたはずなのだが、子供達の誰も驚いていないのがちょっと 気になる点。総士は真矢ちゃんには単なる妹として紹介していたし、他の連中に対して も同様だったと思われるのだが。まさかコア云々の意味が判ってないって事は無い よね?総士が退場したパイロット達と同じ苦しみに繰り返し苛まれているらしい描写は 、シリーズ物としてはもっと早い段階で出しておくべきネタだったなぁと強く思う。


11 月 14 日 日曜日

曇り。午後4時起床。

晩酌。キュベェ・プレステージ 赤。 肴、ローストビーフ。

「ONE PIECE」、ちょっと弛い話だけど、まぁたまには こういうのも良いか。何だか凄く昔のアニメのノリという気がしたりして。 『チキチキマシン』とか、そんな感じ。
「名探偵ポワロとマープル」、台詞の多いゲストには 本業の声優さんを使って欲しいなぁ、と強く激しく思った。
「学園アリス」、序盤の展開が嫌んな感じというか フラストレーションが溜まるので見ているのがキツかった。そのモヤモヤを一気に 吹き飛ばしてくれる蛍ちゃんナイス。地味だけど、委員長もイイ奴ですな。これで 野郎では無く眼鏡っ娘だったら完璧なのに。鳴海センセ、確かに怨みを買いまくりっ ぽい人だ。
「ローゼンメイデン」、“怪奇人形”というジュンの 言い方にどこか親しみが感じられる。恐い、という感情はある程度の想像力を必要と するので、あんまり深く考えない雛苺は恐がるのは一瞬だけという事になるのかな。 実は恐がりな真紅が可愛い。そして恐いから買物に付き合って欲しいと言う のり姉ちゃん、多少はジュンを連れ出したいという意図も混ざっているのだろう。 またしてもちょっかい出してきた水銀燈の世界はジュンの内面以上に荒れてるな。 ジュンの世界には多少は秩序というか整然とした部分も有ったのだが、水銀燈の方は 単なる廃虚だし。そして真紅の危機に行動を起こすジュン。この辺りの展開、凄く 燃えましたぞ。真紅が時折見せる素顔みたいな部分、それに対してジュンが感じて いたものが真紅に力を与えたという事かな。さてさて、そこまででめでたしな終りに はならなかった訳だが、真紅がどうなったのか凄く気になる。ジュンとの関係が 良好になったと単純には喜べないのか。
「KURAU Phantom Memory」、双子リナクスの目的は クラウを通して同朋をこちらに多数呼び寄せる事なのかな。こちら側はリナスクに とって、必ずしも幸せな世界では無いのだが、数を増やせば人間達に対抗出来るとか そんな事を考えていたりして。
「舞-HiME」、今度の姫は力を自分の好きな事に使って いる様で。集めた姫達の自主性を尊重するにしても好き勝手が過ぎるのではという 気が少ししますが>真白様。高級レストランが出店したがる創立祭ってのが楽しみ。 そして命ちゃんの逆ナンなら大歓迎だよん。黙秘拳!とかコアダンプとか、碧ちゃん 今回も大活躍で笑わせてくれます。あんたホントに先生(候補)かい。それにしても 本作の凄い所は出番が多い訳でも無い脇役まで見事にキャラが立っているとこですな。 喋った途端に何となく性格が判ってしまうのは素晴らしい。芸達者大集合というか、 豪華キャスティングとはアニメの場合はこういう事を言うのであって単にリアル ワールドでの知名度で配役決めるのとは全く次元の違う事だろう。
「月詠」、おおっ!ドジ眼鏡っ娘参戦ですよ。そんな訳で 薫ちゃんですが、ちょっと直球過ぎな気はするけど萌え萌え。でもドジっ娘とはいえ、 葉月ちゃんの正体をすぐに見抜くとは実力も有ってナイス。一族の落ちこぼれでも 可愛い婚約者が居るなんて許せん奴だな>耕平。耕平の母上失踪に葉月ちゃんの母上へ と繋がる線があるとは意外な展開に吃驚。爺っちゃんがハイジを知っている様な事を 言っていたのはそういう訳だったのね。一応目的があるとはいえ、葉月ちゃんの為に ハイジの主を代える儀式を行ってくれる爺っちゃん&成児は漢です。誰かに使われる身 から逃れる為に耕平の力が使えると思っているらしいエルフリーデの黒髪モードが 中々に良。陽が当る場所は歩けないとは判っていても、夜だけの観光ってのは微妙に 切ない感じがした。ところで葉月ちゃん、八橋は生の方を私はお勧めします。 背景に色を着け、キャラは白黒にするという演出が夜のシーンらしさを良く出して いて上手いと思った。


11 月 14 日 日曜日

雨後曇り。

表稼業ε。どハマり中。ここ数ヶ月取り組んでいる一連の作業は複数の機種に同じ 拡張機能を移植する事なのだが、今月リリース予定の機種は世代が古くソース互換性が 低いのである。そんな訳でコンパイルは通したものの全然動きません。何となく マズそうな部分を絞り込んだ所までで、飽きたので撤退。

夕食。カキフライ、鶏唐揚げ、ポテトサラダ。

「ブラックジャック」、もう熱血一本槍の時代じゃ 無いって事で。ラスト、少年が鬼先生の事を恐がらなくなる過程をもう少し厚めに 描いて欲しい気がした。写楽パートは減らす余地がありそうだし。
「流星戦隊ムスメット」、早乙女三姉妹、中身は元の 性格のままなのね。洗脳とか憑依とは無縁の、“素”であれをやっているらしい。 そして一気に悪のライバルモード突入かと思わせて…脈絡無く全裸ってのが如何にも 本作らしい落とし方ですなぁ。或はメットの干渉で一部の機能が損なわれたという意味 なのかも知れないけど、結局何にも解説無しですか。元々影が薄かったとはいえ、 モドキの入ったカプセルの雑な扱いは哀れだ。それとも他のガラクタ同様に避難させて もらえたのはマシな扱いと見るべきか?そして紅ちゃん復活は、初心を思いだしたが 故という順当な物でした。数話引っ張ったのだから、ひとヒネリ欲しい気もするが まぁ良としよう。


11 月 16 日 火曜日

晴。

表稼業ε。ハマり3点セットの内の2つを片付ける事に成功。根が同じだったので 1つ直したら両方芋蔓式に上手く行った。 しかし最後に残ったのが一番すんなり移植出来るはずであった代物なので 余計にヤバそうな臭いがプ〜ん。とりあえずエラーを返しているAPIの担当部隊に 質問メールを投げてみる。返事が無いので定時+αで撤退。

戦場の敷地内にある銀行出張ATMで生活費を下ろしたらNEW福沢さんだった。 隅に付いているホログラム部分の所為で何だか安っぽいんですが。

先代僕用の怪しいバッテリーは一応ちゃんと 機能している様子。定格容量は純正品より若干大きいのだが、APMの報告する バッテリー残量の動きは殆ど変わらない。まぁ内臓UPSみたいな扱いが出来れば ノートのバッテリーとしては充分だが。

帰宅してみると朝も居たとてつも無く可愛い、大人なのに子猫顔をした茶白斑猫が また居た。朝とは違うスクーターの座席に朝と同じ格好で丸くなっている。 1メートルくらいの距離まで近寄ってみて見つめると“うにゃ〜ん”と、気絶しそうな 程可愛い声で啼いた。両手が塞がっていてD70が出せん…。

夕食。叉焼麺。

「スクールランブル」、八雲たん万歳。気持ちは判るが 好きな娘の写真は万券で買うより自分で撮った方が色んな意味で嬉しいと思う。何と 言うか他人が持ってない写真ってトコがね。 別時空で仕事をきちんと完了した一条さんが素敵です。
「サムライガン」、エロ本を読んでくれと無邪気に せがむお花ちゃんナぁ〜いす。お約束だけど代門センセを市松が友達と呼ぶシーン辺り の雰囲気がエエ感じでした。ところで、アイキャッチの市松は凛々し過ぎて別人 風味だぞ。


11 月 17 日 水曜日

晴。

表稼業ε。問題は解決しないが自分の担当部分の所為じゃ無いので気楽。 相変わらず担当部隊からの返事が来ないので催促メールを出しておく。定時で撤退。

子供顔の茶白斑猫は今朝も帰宅時も居た。でも歩いていたので顔が良く見えず残念。

夕食。握り寿司。

「NARUTO」、兄貴の事を言われてはサスケは誘いを 断れないか。ナルトとの力の差に悩んでいた時期だけに余計、強くなる可能性を 否定する事は出来なかった様だ。だが強さの為に里を捨てるというのはイタチの やった事と同じなのだが気付いているのだろうか。こうなってはサクラちゃんが 引き止めても聞きはしないだろうが、最後に一言だけでも優しい言葉を掛けて 行ったのはサスケの良さ。もっとも実体は別れの言葉に違いないが。 それにしても音の四人衆、サスケを頭と呼ぶ辺りは大蛇丸の指示というよりも 入れ知恵に近いノリの気がするなぁ。サスケの自尊心をくすぐる呼び方だし。 で、サスケの部屋の掛け軸に書いてある“岸本センセ!!”って誰だよ。 (21日追記)岸本センセというのは原作者の事だそうな。ありがとう>猫間さん
「MONSTER」、ロッテたんを粗雑に扱うとは不届き者め。 おまけに他の男をよこすとは最低だぞ>カール。ロッテたん、ニナの顔にもっと早く 気付いて欲しかったなぁ。狙撃用スコープで覗くテンマの方を見るヨハン、というのは 心臓に悪いシーンだ。奴なら気付いていてもおかしく無いと思わせるから余計に。 狙撃に最も適していると思われた森は、過去を語る老人の所為でもっともやりづらい 場所になってしまいました。恐らく彼はテンマが何のために森に来ているのかを 覚ったのだろう。そして遠回しに止める様に言ったのではないだろうか。 しかしヨハンは、こうして見ると人前では絶対に独りにはならないな。 まるで自分を狙ってくるであろう者の事をすっかり読んでいる様に。
「tactics」、う〜ん、毎度ながらコキ使われる ヨーコちゃんが可哀想過ぎだ。ジト目のすずちゃんナイス。やる事なす事すべて 上手く行かないのは猿真似なんかした所為だ>勘太郎。しかし“僕の紐”ってのは 主従が逆転してるなぁ。どうにも勘太郎の真意がサッパリ判らん。ヨーコちゃんは 理解していたみたいだが、自分の全てを預ける相手を試すにしては無礼な態度としか 見えないんだが。それでも見捨てない春華は…マゾか。

(↓挨拶?)
八橋 生八橋 生八橋で〜す
むにゅ むにゅにゅ むにゅ〜ん
黄な粉は控えめで!
お茶請けの
ヤ・ク・ソ・クよ
わたしのおたべ〜
京都、行きたくなっちゃった…


11 月 18 日 木曜日

曇り後雨。

表稼業ε。対策がメールで届き、全ての問題が解決。後は終日まったり過ごし定時で 撤退…のはずが、荷物をまとめた途端に正規軍の隊長が来て夜の会議に召集される。 かなり遅くなって帰宅。

夕食。コンビニジャンクフード。

「グレネーダー」、みかんには二人のお姉さん達の気持ち が通じたという事かな。ま、本当に引金を引いても弾倉は空だったはずだが。砲弾を 真っ二つにするヤっちゃんナイス過ぎて笑える。琉朱菜の弾切れってのも間抜け加減が 割りと良い感じ。何がどう“雅なり”なのか、ちゃんと絵で見せてもらいたい所だが。


11 月 19 日 金曜日

曇り時々小雨。

また発売延期かよ………

表稼業ε。まったり。定例会議の後で撤退しようとしている所へ別部隊より、本日付で リリースされた物件に不具合有りとの申告。そういう事を夜になって言ってくるな。 とりあえず事実確認と、暫定対処方法を連絡して解決。それなりに遅くなって撤退。

寝る。日付またいで午前2時再起動。

晩酌。澤正宗 大吟醸。 甘口になりがちな大吟醸でここまでの超辛口に出来るとは感心。 もうちょっと吟醸香が強いと更に良かったのに。 肴、刺身盛り合わせ(鮪赤身、真鯛、ハマチ、帆立、タイムアウト2割引)。

「お伽草子」、綱のプロポーズをボケかわす光たん ナイス。素なのかさり気ない断わりなのか微妙なトコだが。山犬神社、ちょっと行って みたい気が。コソっと小額ずつ集める山犬様、涙ぐましいというかなんというか。 しかし賽銭ってのは参拝者が置いていくもので、神様が自分で収集するのは違う様な。 或は信心を無くした今の人間に代わって神社の運営資金を集めてる?どうやら本当に 商売繁盛の神様だったって事ですか。神秘的というよりも微妙に笑える話だった。
「巌窟王」、婚約者には食って掛かるくせに女性には 及び腰とは、情けないぞマクシミリアン。“好きですっ!”ナイス。アルベールと良い 友人になりそうなのがイイ感じです。親が決めた婚約でも、本人は喜んでいる事だって あるだろう。バランティーヌはどうやら本気だし、フランツも嫌いな訳では無く どの様に接して良いか判らないだけなのかも。そして堅物判事の奥方は欲求不満 という事で。伯爵の返した馬は情報収集の道具な訳ですな。どうも伯爵はこちらの家も 乱そうとしている様な雰囲気。アルベールの周囲の者であるというだけでは無い、何か 共通の過去が伯爵の忍び寄る家々にはあるのだろうか。
「ToHeart Remember my memories」、既に姿も見えている のに葵ちゃんが校門をまたいだ途端に集まってくる連中ってのは演出がテキトー過ぎ なんでは無いかと思われ。今回は一見さんの為に琴音ちゃんの属性を紹介する回か。 葵ちゃんの危機を内緒の力で救った琴音ちゃん、実は垂れ幕を落としたのは琴音ちゃん の隠れた寂しさの発露なのでは無いかと疑ってしまったよ。空手部の道場まで使える 様になり、琴音ちゃんは葵ちゃんが離れて行く気がしている様だし。結局二人は元の 鞘に戻った訳だが、葵ちゃんの夢についていった琴音ちゃんを浩之について行きたい あかりちゃんと対比させている展開は悪く無い。本作は、どうやらメイン組を何も 言わずとも通じている磐石カップルとは違う描き方をするらしい。 “熊やっつけた事あるの?”…あかりちゃんナイス。


11 月 20 日 土曜日

晴。午後2時起床。

庭仕事。第2温室も暖房準備完了。第1室は今日から通電しようかと思っていた のだが、意外に温かい陽気であった事と最低気温の記録が10度を下回って いなかったので延期。先週書き忘れたが、デンファレ開花中。セッコク狂い咲き1花。

遅い夕食。カップ麺(明星・からめ坦々麺 汁なし)。

寝る。午後9時再起動。

晩酌。白鶴 吟醸 鶴姫。アルコールとカロリー控えめらしいのだが、何となく水で 割っただけの様な印象。不味くは無いけど、淡泊過ぎるか。300ml1本しか無かった のですぐ終了。次。白鹿 樽酒。名前の通り樽(の木)の匂いがする酒。ちょっと癖の ある香りなので好き嫌いが分かれそうだが個人的には苦手では無い。植物系のこの手の 匂い(ジンのあれとか)が好きなので。吟醸とは謳っていないが、華のある香りが 乗っているのも良。 肴、湯豆腐。

「今日からマ王」、本格的に長編真面目路線に突入らしい 。何か色々と仕込みがあって面白そうな展開が期待出来るのだが、背景となる国と国の 関係が少し判りづらいか。もっともその所為で興味が薄れるという事は無く、むしろ どういう事なのだろう?という好奇心を刺激する程よい難解さなので問題は無し。 わざわざ人形に取り憑いたりしていたのであの姿で暫く居るのかと思ったら、 ギュンターあっさり復活。ヨザックが正体現すのも早くて、こういうネタはあんまり 引っ張らない作品ですな。豪快な巨大イカ焼きが旨そう。
「ガンダム S DESTINY」、旧メンバーが実力を見せていて 実に格好イイ。新メンバーもそれなりに頑張っているのだが、やっぱり影が薄いな。 その中でも断トツで影の薄かった主役君、今回はアスランを救けたという一点でのみ 辛うじて存在をアピールって感じ。ラクス姫とキラは一瞬だけ登場かと思ったら最後 にも少し。すっかり世捨て人状態のキラと見守るラクス姫という情況は前作中盤でも ザフト側にてあった展開だが、この場合のキラの遊離ぶりはもっと深い物の様で。 少し歳食った旧メンバーが出てくるという意味ではU.C.ガンダムの無印とZの関係に 似ていなくも無い本作だが、Zでは新メンバーの激しい自己主張を旧メンバーが渋く 固めるという印象であるのに対して本作は旧メンバーの方が目立つんだよなぁ。 まぁ、本作は純粋に前作のファンの為に作った様な面が大きいので仕方ないか。
「ぴちぴちピッチ ピュア」、ウェットスーツ姿のみかる は割りと良し、と思ったがなりふり構わなくなったみかる恐ぇ〜。ミケルとみかるが 同時に喋っているシーンは初めてだが、みかるにミケルが憑いているのか内面に宿る 同一のものなのかはこの段階では判らないな。唐突に出てきたリヒトの家の宝物は やっぱり海の一族の物なのだろうか。決別の時のはずだったが、みかるにあんな事を 言われたら海斗は放り出せないだろう。しかし待ちぼうけの可能性大なるちあが 可哀想。今回は微妙に違うキャラ作画だけど実は結構好みだったりする。
「ケロロ軍曹」、直前まで桃華ちゃんのお陰と言って いながら、いくら何でもそれは酷いだろ冬樹。鈍いという次元を越えた酷さだ。 小雪ちゃんが誰か特定個人相手に怒るなんて珍しいなぁ。それだけ夏美ちゃんへの 想いが本気って事かぁ。150億円掛けるなら余計な小細工せずに素直に普通に 誘えば良いだけの気がするが、演出にこだわるのは桃華ちゃんらしい。Bパート。 夏美ちゃん(小)萌え。床屋さんちのポニテさんの顔が見たかった。特に何か事件が 起きる訳でも無い、こういうしっとりした話は大好き。
「蒼穹のファフナー」、隠れた実力を見せた真矢ちゃん、 そして周囲の期待を複雑な想いで見つめる家族とキャラの描き方が素晴らしい。 酔っ払い真矢ちゃん可愛いです。全員守ると言う総士、何か最初の頃と変わったなぁ。 島が作られた本当の意味を実践する若い世代ですか。料理が得意なのが野郎ども ばっかりなのが笑える。そんな中で襲い来る融合専門のフェストゥムとの戦い。 初陣の真矢ちゃん…凄ぇ〜格好イイ、実は一番優れたパイロットなんでは。そして遂に 真矢ちゃんの“サイドビュー”来ました。実にぐっどです。 しかし人では無くなってしまった様子の甲洋が気になるな。
「うた∽かた」、やっぱり御両親も何か特別な背景事情を 知っているらしい。精神的に余裕の無い一夏ちゃん、同じく余裕の無い相手に出会って 遂にキレましたか。花というどちらかと言えば平和的なアイテムが、これほど凶悪な 物として描かれるとは中々に印象深い。
「神無月の巫女」、キスの事を全然気にしてないと 言われてショックを受ける大神ナイス。様子が変な千歌音ちゃんの為に何かしようと する姫子なんだが、どうやらちょっと遅かったというか未だに何も判ってないというか。 そして身辺整理を始める千歌音ちゃん…とうとうヤっちまいました。いや、最後の 一線を越える展開になるとは思ってなかったので結構吃驚。でもこれで二人の関係は 決定的に離れてしまう様な気が。最後のオロチ、やっぱりそういう事ですか。 愛の為にオロチを捨てた者と、愛故にオロチになる者。中々皮肉な対比で面白い。
「φなる・あぷろーち」、病気で寝ている妹にガンガン 電話なんか掛けるなバカ者。一番身近に居ながら、ちと影の薄かった明鐘ちゃんの “やっぱりねぇ”な想いが明らかになる話でした。何というか当然そう感じている のでは、と思わせる内容で驚きは無いが納得。相変わらずマトモに相手にされない 西守歌だが、普通に可愛く見えてしまう最近の傾向は良いんだか悪いんだか。
「ダブルウィッシュ」、昔のアルバムは無いと言う 泉奈ちゃん、本当は見せたく無いだけなのでは。隠そうとしても過去はひたひたと 追いかけてきているし。路地裏に姿が消える智たん謎過ぎ。彩夏たんウルさ可愛いが、 本当にこんな娘が居たら煩いかも。
「魔法少女リリカルなのは」、単なる術というよりは 高次テクノロジっぽい本作の魔法だが、時空管理局なんてモノが出てくると雰囲気が ガラっと変わってしまった様に感じる。こういう展開は嫌いでは無いが。 お菓子持って母親の許へ報告に行ったフェイト、結果が鞭打ちとは酷過ぎ。 なのはを甘いというのも、こんな事情があるなら仕方ないか。 しかしあんな仕打を受けてもヒネくれないとは、筋金入りの良い娘だな。